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富士登山①

今朝、東京から帰った。思い出の光景と、汗や汚れに満ちた着衣や靴をいっぱいにして・・・俺にとっては5度目の富士山だった。でも、このあとはもう出来ないかも知れない。だから、久々のブログ、「山ジージー」のその様子を今回書かせて下さい。

新宿から高速busに乗って・・・富士山5合目。いつものことながら混雑している。ツアーの方々はインスラクターの説明を受け、皆々いくぞ!との思いか、目がらんらんとしている。俺はいつも世話になってる土産店で、靴を履き替え、着衣もまた登山スタイルに。そして、最小の荷物や着替え、薬や非常食などを確認し、午後1時半その5合目を発ったdash

目指すはfuji・・・

しかし、5合目から望む山頂にはガスがかかっている。余裕を持っての日程だから、ここに1泊して明日に出ようか、ふと判断が迷う。

Photo 天気予報では翌朝は晴れだ。よし、登ろうと靴の紐を引き締めた。ステッキも買った。今回は金剛杖は買わない。これまで、2本ありいろんな焼印も押してもらっている。

従って、今回は伸縮自在だし、持ち運びにも便利ということから、ステッキを3,500円で買った。ところが、伸びない・・・あわてて引き返したら不良品であったので、交換してくれた。

前日は準備の買出しに出て、お金を支払おうとしたら、ななんと!・・・財布がバックになかった。このことといい、きょうのステッキといい、幸先の不安が過ぎった・・・これは、用心せよとの合図と思い、気持ちをさらに引き締めて帽子のあご紐も硬く結び直して・・・登山道に靴先を向けたのであった。

出発して間もなく、例の場所ではしゃくなげが咲いている。cameraでそのかわいい姿を撮って、さらに歩を進めた・・・ところが、一発の雷鳴から空が急変し、やがて雨となった。リュックにカバーをかけ、自分も雨具を羽織る。

Photo_2

しかしながら、その雨も数分で止む。なだらかな登山道も少しづつ険しくなる。夜行バスでの疲れも出てくる。

俺は単独であるから休みはいつでもとれる。でも、登山は休めば進まない。亀のような一歩いっぽが自分を山頂に押し上げる。

Photo_3 誰も手助けはしてくれない。皆、自分の足で登って行く。山登りのコツは急がなくても、ゆっくりと小さな一歩でもコンスタントに運ぶのが大事。

ただし、休みも必要だ。疲れ切る前の休みはとらねばならない。リュックもその時は下ろして休む。

当初は出来るだけ山頂に近い山小屋に泊まろうと考えていた。御来光館か、トモエ館にと思っていた。しかし、電話したが繋がらなかったし、5合目で聞いたら予約なしでも泊まれるだろうとのこと。従って連絡なしに徐々に上に上に・・・。

013雨や汗で体も濡れた。そして、このままだと明日に向かう体力も困難かもとの判断から、太子館に泊まりを申しいれた。午後5時半である。

「OK」という。ここは8合目、3,100mの地点である。大方の富士山の山小屋の夕食はカレーだ。太子館も同じであった。

食事終え、仮眠を取ろうとしたら・・・何やら騒々しい。外に出るとめったに見られない現象が起きていた。

富士山の影が見えたのだ・・・Photo_4        写真でわかるだろうか。稜線の後方に見えるのがその影だ。

こんな偶然も見せてくれるから、山はいい。出発時の雨がまるでうそのようだ。「明日は晴れる、ご来光を拝められる」そう俺は確信した。

汗のシャツ、靴下などは小屋にそのまま下げる。幸い下着は濡れていない。再度の出発に備えてリュック内を点検し、仮眠に入る。

午後7時半である。

こうして富士登山の1日目が終わる。

                           

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