旅行・地域

”食”もまた・・・

村の人との挨拶は・・・「ことしゃ、雪がなくてええな~」(今年は雪がなくていいですね~)そんな言葉がつい出る。雪の効果はあることはあるものの、年配になれば雪のない冬は過ごし易いし、有難い事なのだ。きょう出会った村人は80代も半ば、村の奥に家があるので雪も多く積もる。例年ならば、軽トラに雪を積んで捨てに行っていた。それが今年はやらなくても良いから、確かに楽なのだ・・・

新聞を見れば、来週以降小正月行事がいっぱい予定されている。しかし雪がないことから中止になったり、規模を縮小することになった等と報じられている。わがまちでは「掛魚祭り」が予定されており、2月4日は立春だ。もう暦の上では”春”になる。その広告が新聞に掲載されている・・・

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現在がこの暖かさなら、来週からはどんな天気になっていくんだろう・・・

スキー場はオープンしないままに閉じたり、オープンしていても早々に閉じたり、スキーが出来ても部分的にしか滑走できない場所もある。ただ、秋田県では田沢湖スキー場はなんとかやっているようだ。だが、客足は伸びていないようで、このあとの天気でも⛄マークあるものの、☔もありむしろ☔のマークが多い・・・

きょう関東地域では降雪があった・・・東京でもいくらかあったようだから、子どもたちは喜んだりしたかも知れない。或いは交通機関に障害があったかも知れない。いずれ俺の所では”東京に雪が降れば春が近い”と言っている。となれば、もう雪国秋田は確実に本格的な春に向かっているという事か。

短歌会の仲間からアスパラナが届けられた・・・そこの家ではビニールハウスで花卉栽培をやっているので、その一部でこうした葉物も植えているようだ。緑の葉に黄色い花が眩しい✨野菜の花ゆえ、この黄色の花は格別だ・・・

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夕方には大きな鱈を頂いた。鱈は早春の魚であり味でもある。例年、船を持っている知人が届けてくれるのだが、今年もまた頂いた。さっそく妻が捌いて夕食は”どんがら汁(ざっぱ汁)と煮物になった。今年初めての鱈・・・子どもの頃はあまり好きではなかったのだが、今では魚料理は実にうまいと感じるようになった・・・

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見れば鱈はグロテスクな魚である。ただ、捨てるところのない魚であり、身も淡白・・・ふうふう言いながら食べる味は格別なものがある。尚、腹の白子をわがまちでは「ダダミ」と言って、この刺身がすきだと遠方から食べにくる客も多い。俺も勿論大好きだし、刺身の他に天ぷらもまたうまい。

食からもまた春が近づいているわがまちである・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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不思議な色の”長潟”

昨日に続いてきょうも快晴の秋田☀一番寒いこの時期太陽はとても気持ちが良い!いくら雪国であっても、冬にもこのような天気はこれまでもあった。だから珍しいことではない。だが、こうした天気が連続するとなると、やはり珍しいことだし異常ということしかないだろう・・・

午前中は短歌の合評会、今月の兼題は「望」だ。新年の歌会始めの兼題にチャレンジしたのだ。実は俺はその歌会始めにも応募していたが落選だった。秋田県は来年から新品種の米が登場する。それに期待を込めて米作りに頑張ると言う主旨の短歌だったが・・・やはりまだまだ力が及ばない。加えてこの土曜日はNHKの全国短歌大会で、昨年のそれには俺も出席していた。今年もそれにも応募していたのだが、こちらも(´;ω;`)ウゥゥ

でも・・・このことで俺はまた燃えている。”来年こそは・・・”と力はないのに燃えるのだ。考えてみればその思いがあればこそ、チャレンジし続けて来たことになる。だから、この意気込みを死ぬまで失いたくないと思う・・・

短歌の合評会から帰宅し、午後からは昨日の逆コースで散歩することにした。従って農道から林道に入っていくコースになった。途中、わが地域の水田を潤す貯水池”長潟”が目に広がる。きょうは小波がたっていて、昨日のような不思議な光景ではなかった(よって、以下の写真は昨日撮影したもの)

杉の立木の間から長潟が目に入った。入った途端、あれっ?いつもと違うな、どこかしら美しく毒々しさも感じてしまった。

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この長潟、実は昨秋に”ミラクルな潟”として紹介したことがあった。枯れ木や穂ススキが水面に映った不思議な光景として、上下対称の長潟だった。きょうの紹介はふたたびのあの長潟の紹介だ。

話を元に戻そう。この潟、かれこれ10年ほど前になるだろう。やはり毒々しい色になり、ここに生息していた鯉や鮒が大量に死んだ。原因はなかなか判明しなかったものの、どうやら何らかの原因で酸欠状態になっての大量死だろうと推測された。昨日の潟の色もあの時の記憶の色を思い起させた・・・

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水面近くに寄って、この潟面にカメラを向けた。水鳥がその水面で遊んでいる。

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この水面をアップすると・・・幻想的なものになった。

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しばらくここで潟を見てから、潟尻に歩いて見た。するとここでも幻想的な光景に出遭った!

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こちらでは日があたらなかったのだろう、水面に薄氷が張っていたのだ。それに融けている部分には青空と雲が水面に映って、これまた幻想的な光景であった・・・

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昨日はこのように薄氷の張った長潟・・・昨年は氷がもっと厚かったし、融け際にはUFOのような氷紋が出来ていたことを思いだした。だが、俺の子どもの頃は厚い氷が張って、この上で遊んだことも思い出した。こうしたことを考えると、確かに冬の温暖化は進んでいるのだろう・・・

 

 

 

 

 

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俺の散歩

昨朝はうっすらと雪があった。ほどなく消えたが、今朝は白いものもない。ただし、風はどこかしら冷たい。だが、空からは明るい太陽が覗いている☀思わずこれが「1月」?これが「大寒」?疑いたくなるほどの天気だ☀

花壇にはスノードロップが今にも咲きそうな気配だ。白い蕾が咲こうか咲こうか待っているようだ。白梅もまた、青い空を背景にふくらんでいるように見える。この白梅、俺が結婚したときに満開だった3月26日、今年はそれよりも早い開花になるような気がする。

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耳にイヤホンをさし、背負いカバンにカメラと携帯とおやつを入れて、俺は村の裏の中山林道に散歩に出た。日陰には昨朝の雪だろう。点々と残っていた👟

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ラジオは”子ども科学電話相談”を放送していた。聞いていると「日本で一番雪が多く降ったところはどこでしょう・・・」って、初めに子どもに聞いていた。それは青森県?新潟県?滋賀県?・・・本土最北端だし十和田もあるから青森県?それとも日本海側なので新潟県?いえいえ正解は記録に残っているのは滋賀県だとか。〇〇山で積雪11mの記録があるらしい・・・

俺は新潟県だと思っていたのでブブゥだった。だが、秋田県だって本来なら雪の多い県のはずだ。今年は異常な冬だから比較にはできないものの、それゆえに雪にちなんだ祭りが目白押しにあるのだ。

脚をどんどん進めていくと・・・

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竹林があり、藪にはカラスウリがまだ残っている。また赤い実もある・・・

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さらに歩いて行くと、冬に取り残したカナカブも残っていた。誰かが野焼きをし蒔いたのだろう。実はこのカナカブは雪解け後の味も良いのだ。フクダチとも言って俺は好きなのだが、人様の作ったものを頂くわけにはいかない。

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この近くには太陽光発電施設がある。きょうなどは天気も良いので効果的に稼働しているのだろう。俺が通ったときの「ただいまの発電量は2023kw」との表示。遠方には市のごみ焼却施設がみえ、はるか日本海には飛島も見えた。

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栗の毬もいっぱい落ちている、昨秋は豊作だったのか・・・?

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こうして漸く市道に出た。雪はもちろんなく、行き交う車がほこりをたてて走っている。

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雪が多くなった場合に路肩・路巾を示す紅白のポールが何だか間抜けのように見えてくる。

今度は農道に入った・・・

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何と・・・咲いているタンポポを発見👀

こうして約1時間半、7000歩の散歩だった。1月にこんな散歩なんてしたことあっただろうか?休み休み歩き、カメラで撮影しながらの俺のきょうの散歩・・・

 

 

 

 

 

 

 

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白い朝・・・

午前5時半に目が覚めた・・・何だか静かな感じだ。丁度、起き上がっていた妻に「静かだな・・・雪降ってんかな?~」と聞くと、「さっき除雪車通って行ったよ」と言う。窓の障子を開けると雪が降っていた。だが、除雪車が稼働するほどの量ではないようだ。業者も雪が降らないと上がったりだ。だから動いたとしか思えない。市では10cm以上の積雪があった時点で、除雪車が稼働することになっている。

それでもわがまちでは、初めての除雪車の出動💨こんなに少ない時に稼働されると、逆に圧雪されるので滑りやすくなるのだが・・・

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ただ、雪とは言っても寒さはさほどでもない。居間に下りたら室温は19度。外に出てみると湿った雪だった・・・だから雪寄せは重くてとてもできるものではなかった。

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窓からは除雪車が見える。

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除雪する作業員は大変だ。それでもわがまちはちいさなまちゆえ、作業開始が午前4時頃だ。これが大きなまちだと、午前3時頃から作業をするようだ。先ずは幹線道路から行う。車の量が少ないうちに除雪はやらねばならない。それが終わってから集落内とかに入る。ただ、降雪が続くと一度行ってもまたやらねばならないときもある。いずれ作業をする人は勿論、家族も午前0時過ぎからソワソワすると言う。

内陸部では「金は天から降って来る」という。冬になるとなかなか仕事がないので、雪が降れば仕事があるのだ。つまり雪がお金になるっていうこと。雪が降れば難儀もするし、それなりの苦労はする。だが、仕事になれば張りもでるしそれにお金が入れば、こころにも栄養が蓄えられることにもなる。

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この雪の中・・・子どもたちは学校だ。寒いだろうが子どもたちは元気そのものだ。でも、3学期はあっという間に終わる。一ヶ月少しだから風に負けず風邪にも負けないで頑張ってほしい・・・

この雪に耐えながらも咲いている我が家の四季さくら・・・そして、南天。

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この雪の景色を撮りたいところがあって出掛けた。実は毎年そこで撮影しているのだ。それはこの木が柿の木で実がなっていてそれに雪を置いている光景が好きなのだが、もう柿は落果していたようだ。だから雪の花だけでを撮影して帰った・・・

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20日正月も終わったきょう・・・飾っていた掛け軸、飾りものも仕舞った。茶の間も座敷も広くなった。

きょうのわがまちの積雪は4~5cmほど。その雪を待っている横手では20cmほど積もったらしい、それでも”かまくら”にはまだまだ不足していて、今後も雪不足の悩みは続くだろう・・・

 

 

 

 

 

 

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暖冬でクマも眠れず?

秋田魁新報に大きく掲載された記事、見出しも「積もらずに春に?」📰海岸部ならともかく、豪雪地である秋田県内陸部の横手市でも、1月のうち積雪0の日が6日もあったと言うから驚きだ。平均気温が平年よりも4度前後高く、3月中旬並みの気温だったとか。この横手市では来月の15・16日に「かまくら」が行われるのだが、それを作るために雪を山間から運ぶと言う。それで観光協会などでは、費用を助成してほしいと嘆願書を市に出したらしい・・・

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      ー秋田魁新報よりー

  その「かまくら」のPRとして、”ふるさと村”にかまくらを作ったと言うが、5基のかまくらのために4トントラックで28台山間から運んだらしい。いわく「敷地以外の雪を使ってかまくらを作ったのは初めて・・・」と。今後、秋田では小正月行事が目白押しになる。それらはいずれも雪があってのこと。湯沢市では雪で犬の像をつくるのだが、これとて山から運ばねばなるまい。

雪のない冬は本当に暮らしやすい。昨日も書いたのだが、本市ではフキノトウも見せ始めた。きょうも午後からは曇りがちになったものの、午前中はまるで春の様相だ。この温暖な・・・散歩した俺は”クマに遭遇せずに良かった”って書いたが、どうやら暖冬のためにクマが冬眠できず、各地域で目撃されているという記事も裏面に載った・・・

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このままでは花や植物にも、影響が出て来ることは容易に想像出来る。早い開花は勿論だが病害虫の発生も増えるような気がする。春に咲く花類は冬の寒気によって休眠し、暖かくなって開花する。従って、冬の休眠が浅かったり短かったりすれば、当然のように影響は出て来ることになるだろう。

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  (山から雪を運んでの雪中田植え…ネットより)

スタッドレスタイヤの消耗も激しいだろう、このあとに雪が降って来るとスタッドレスタイヤの効果がどうなるのか、実はそれも心配である。

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きょうは散歩はしないで、すぐ前の”金塚”に行って見た。我が家のすぐ前なのだが、ここのやや小高い丘に石像が建っている。ほとんどが仏像だが、元々は神社の境内にあったと聞いている。それが神と仏をいっしょにしないということで、ここに移動したらしい。その仏像に小さな春の日が差していた・・・本当に雪が積もらないで春に向かうのだろうか・・・

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春のような散歩道

朝から晴れ渡っている☀新聞を開いたらフキノトウが出ているとか?こんな天気は家の中にいるのは勿体ないもったいない。俺はアノラックに帽子を被り、ポケットに携帯電話とカメラを入れ、耳にはラジオのイヤホンさして、トレッキングシューズを履いて家を出た。

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山道に入ったり林の中を歩いたり・・・とても気持ち良い😃

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水たまりは凍っていた、その結晶も見える。

減反で体をなくした田んぼにはススキ穂が黒ずんで穂を垂らしていた・・・

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藪にはカラスウリが下がっている。

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晴天と言っても冬である。気温も確かに低い。だから、苦手の長い奴は冬眠だろうし、逆に暖冬で眠れないクマとの遭遇がむしろ怖い。

山中を歩いて約1時間、今度は平地に出た。田んぼも水たまりは凍っているようだ。

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やがて田んぼに供給する水源地の長潟に出る。小波のたっている水面があり、静かな水面もある。

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そこから流れている用水路、その傍らに枝を伸ばしている木があった。近くに行くとマメガキだった。子どもの頃は食べた記憶がある。今では普通の柿もほぼ捥がれることなく、村々には鈴なりになっている柿が見える。

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少し先には青い空が林の上に広がっていた。その対比がいいなとカメラのシャッターを切った。

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昼食は餅だった。父はこの餅を「フキドリ餅」って言っていた。いわゆる黄な粉餅のことだ。昼は他にお汁粉と2種類の餅。

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餅は正月に神に上げた餅だ。

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今度は小正月の餅を食べねばならない😃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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太平山の参拝と餅花飾り

秋田市にある太平山三吉神社が分祀されているわが村、その別当を務めている我が家。例年、正月に俺はそこを参拝しているのだが、きょうの午前中にお札をもって参拝した。標高約80mの山頂にある。歩いて10分足らずでたどり着くのであるが、息も荒くなる。参道はいつも夏に掃除しているものの、杉の枯れ枝や葉が落ちていてあるくのに手間がかかる。

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かつては100名以上いた講員、俺の代になったときに一人ひとりに「継続加入の意思確認」を行ったら40余名、その後代参が終わってさらに確認したら・・・今度は28人に減った。そこで今回の代参が終わったら解散することを提案していた(今回の代参は3名づつで行い、10年で終わる)。その10年目が昨年だった。そして今夏には俺が代参して幕引きをすることに・・・。

この代参、明治の初期から行っている。それを曽祖父、祖父、父と続き、俺が継いだのは父が亡くなったからだ。だからもう30年近い。今の時代、年々神への関心も薄れ、また、俺が万が一の場合は息子は引き継ぐことも考えられないことからも、ここが潮時と判断しての解だ・・・

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この参道の補修は俺の仲間である”百生倶楽部”の仲間に協力を頂いて行い、御堂も自分たちで出来る範囲で補修も行った来た。参道にはアジサイも植栽し、いつかはアジサイで染まる参道を夢見たこともあった。そのアジサイが見ごろになってきているが、今度は俺たちがなかなか自由に身が利かなくなってきた。今夏は俺ひとりで代参し、その時に頂いて来るお札、それを収めて講中を閉める。

その仲間たちと久しぶりに、自治会館に餅花🌸を飾ることにした。餅はコウイチさんにお願いし、エノキの木はテツオさんにお願いしていた。午後3時に集合し、早速飾りつけに入った。

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小正月になると、この餅で作った花をどこの家々でも飾った。そして豊作を願った予祝行事だったようだ。我が家でも茶の間に飾った。雪が降る前にこの木を見つけて目印をつけて置き、小正月が近くなると切り出しに行った。根元が株になっているものが良しとされ、茶の間に盆栽のような餅花が飾られた。しかし、今はやっている人はいない。まして小正月などはもうない・・・

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豊作を祈願しながらも、こうした行事は雪国にとっては早く春を迎えたい、そんな風流なこころも併せてあったのではないか。雪一色の季節に彩をも求めたのだと、俺は推察する。いづれこうやって飾ると家の中はやはり花が咲いたように明るくなる。

3年前にコウイチさんがけがをして以来、俺たちの行動も制限されて来た。いわゆる高齢となりなかなか身軽な行動は出来なくなってきたのだ。だが、今後も解散はしないで気が向いたらこうして集まることを確認した。

例年ならば寒さの一番厳しい時季に入っている。だが、暖冬異変は全国的なもののようだ。わがまちには除雪車の出動は一度もなく、横手市で行われる「かまくら」では奥羽山脈より雪を運んでいるようだ。雪は多くあっては邪魔者扱いされ、雪がなければ田んぼの水不足が懸念される。そのかまくらは水神様を祀る行事であるのに、雪がないでは笑うに笑えない深刻な事態になっている。

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餅花で飾りつけを行った自治会館の床の間・・・少し早い春の到来である。

 

 

 

 

 

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「ん」・・・❔

月2回くらいにNHKの秋田放送では「秋田弁で川柳」を放映している。今回のお題のひとつが「いさんど」だ。どうやら「留守番」を秋田弁ではこう言うらしい。俺の標準語も秋田弁なのだが、この「いさんど」は分からなかった。丁度、夕食を食べている時間だったので妻に聞くと、妻の実家の方では「えさどし」と言っていたらしく、同じ秋田県内でも秋田弁は違うようだ。

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さて・・・今、俺が頻繁に使っている国語辞典は「学〇の国語大辞典 第2版」。金田一春彦・池田弥三郎両者による編纂で、昭和63年の発行になっている。2269ページの分厚い辞典だ。

ページをめくって出て来る言葉は「あ」であり、「亜」からその意味や使用例などが載っている。しからば最後と言うと「ん」であり、「ん」とは造語であり、金額や年齢などをぼかして言うときに用いるとの説明がある。そのあと「ん」の「んとす」、また「んば」があり接続助詞と説明されている。

だが・・・秋田弁では「ん」から始まる言葉が結構ある。「ん⤴」と聞き返すとなれば疑問の言葉になるし、「ん⤵」となれば分かったと言う返事にもなる。同じ「ん」でも抑揚によって色んな意味にもなるのだ。秋田の観光ポスターでは「け」とあり話題を呼んだことがある。け=食べれだったり、こちらに来いという意味にもなる。また、痒いということも「け」と使う。これもまた抑揚で意味が違ってくる。

「ん」で始まる言葉。例えば「んだでろ」となれば”そうでしょ”、「んだす」は”そうです”。「んでね~」だと”違います”となる。でも、実は「んだ」も「んだろう」「んでしょう」「んです」この辞典に載っている。多少の違いはあるものの、「ん」から始まる言葉も、まるっきりの秋田弁ではないようだ。

 

花の少ないこの時季にきれいなものがある・・・

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そのひとつが樹木の幹である。

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上がサルスベリ(百日紅)であり、シャラ(夏椿)が我が家の庭では美しい。雨に濡れたりすると艶めき、花にも勝るような美しさである。幹を見るのはやはり冬のこの時季。葉がすっかり落ちているから、ゆっくりと観賞できる。

葉が色づいているものもある。

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何度か紹介したカシワバアジサイがまだこんな色をしているし、ハマギクもまた・・・

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きれいな色を見せている。そんな中で、乙女椿がまた先始めている。くしくも今月号サライの付録には、画家・堀文子の小皿がついていた。

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また・・・サザンカは咲いては散り、散っては咲いて木の下を賑わせている。

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降ればやっかいもの、降らねばさびしいもの

今晩はこれから低気圧が接近して大荒れになるとの情報だ。なるほど天気図をみると、台風のような低気圧が発生しているし、等圧線が細かに出ているので油断ならない。海上で30m、沿岸では25mの風が予報されている・・・

日中は時折きょうも日が差し、比較的暖かだった。

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我が家の赤いサザンカはまだまだ健在だ。日当たりの良い場所なので、これからもまだまだ咲き続けるだろう・・・

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それにしても穏やかな今季の「冬」だ。冬の入り際にはやや多い雪に県内見舞われたが、その後は降ったとの報道もない。わがまちには、10cmほど降ったがすぐに消えた。やはり俺が予想したような展開になっている。雪が早い冬は案外雪量が少ないことを・・・。ただ、このままでは済まないから、勿論油断はならない。今後も一時的ドカ雪があるような気がする。

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元旦の”秋田魁新報”に掲載されたのは、漫画家で「釣りキチ三平」でお馴染みの矢口高雄氏の絵が載った。雪の降る中でのスズメたちを描いたものだ。冬になればすずめたちは、羽毛をたてるからふっくらしたような体つきになる。絵はそのスズメたちで、秋田では「寒スズメ」と呼んでいる。

その絵の傍に矢口氏がエッセーをも載せていた。実は矢口氏の生まれた故郷は秋田県内でも豪雪地帯の西成瀬村(現在は横手市増田町)だ。学校に通うのも大変で、彼は絶え間なく降る雪をみれば「恨みと呪い」の対象でしかなかったと述懐している。それもひとつの引き金になって、上京した。言わば雪から脱出したのである。(勿論、漫画家を目指す夢も抱いてだったが・・・)

ところが、都会に出た初めての正月。砂埃をあげて走る車を見て、「ああ・・・雪がほしい!」と叫んだらしい・・・そして以来、雪は愛しいものに変わったというのだ。雪が少なければ、雪がなければ生活は楽だ。特に豪雪地区においては、屋根の雪下ろしもしなくて済むし、それは住んだことのない人には分からない。ものすごい労力だし、危険も付きまとうのだから・・・例年、雪下ろしでは犠牲者が出る。

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雪は美しいもの、楽しむもの、それもある。それに水の源でもあるから、疎みつつもなくてはならないものでもある。秋田県では、その雪が観光資源にもなっているし、カマクラや犬っこ祭りなどの小正月行事にもなくてはならないものでもある。でも、1年のうち約1/3も雪の中で暮らさねばならないことは察してあまりある。この時季、秋田県では自殺者も増えるのだ。さらには交通事故も多発するし、灯油や電気料もかさむ。

雪は降ればやっかいもの、降らなければ寂しいもの・・・やはりほどほどにと願いたいのであるが・・・

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ところできょうのニュースに出ていた「住みたい田舎」ベストランキング。シニアからの支持は山形県の酒田市と発表された。わがまち・にかほ市とは県境を挟んで経済圏になっている。人口は比べるまでもないが、気候や風土ほとんど同じだ。酒田市には病院や高校で、にかほ市からも人の往来がある。

考えてみれば、やはり降雪量の大小が住みやしさもの条件のひとつになっているようだ。

 

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哀しい”おなら”等・・・巨樹百景より

子どもたち・孫たちが帰って静かになった我が家🏠否、元に戻った我が家なのである🏠朝食後、居間を掃除しソファーも戻し、食卓も縮小し2人用に戻した。昨日までがあんなに賑やかな声が聞こえていたのに、静けさにやや戸惑いながら妻と二人だけの朝食を摂った。

頂いた年賀状を整理。親戚・同級生・元の職場の関係・短歌の仲間・それに他の友人、知人等と区分して・・・中には差出人の名がない年賀状もある。年末の慌ただしい中での作成だけに、俺の投函したものだってどうであったのか、ふいに自信がなくなって来た。約200枚が今年の年賀状だ。以前から比べると100枚は少ない。それだけ交際範囲が狭くなってきたと言えるのかも知れない🐭

居間が静かなのは、子どもたち・孫たちが帰ったことばかりではない。テレビのチャンネルが”NHK”に戻った事もある。昨日までは番組もほぼ民放であり、わいわいがやがやのもので、俺はついてもいけないので小さな孫の相手が主だった。それがきょうは朝から”NHK”だ・・・

年賀状を整理した後、元旦に録画していたものがあったので、それを観ることにした。ところが、その時間にその番組の再放送もされていた。NHKBSの「巨樹百景~神様の木に会う」という番組だった。実は昨年の11月5日、わがまちの”獅子ヶ鼻湿原”を散策し、”あがりこ大王”に向かっていた木道で知人のAさんに会った。その彼が今NHKの取材に協力を頼まれ撮影を終わって来たといい、その帰り道だったのだ。

聞くと今回の撮影は元旦に放映されるようだと俺に話してくれたので、この日を待っていたのだ。が、元旦も我が家のテレビは民間放送だ。他の部屋にもテレビはあるのだが、録画しておきたいと言う思いもあったのだ。

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タイトルのように、番組では全国の巨樹、神木等と地域の人々との関りを映像とナレーションで紹介するものだった。ナレーションはあの美輪明宏さんだった。いくつかのそれが紹介されてから、山形県東根市の大ケヤキ。樹齢がなんと1500年という。このケヤキの傍に家のある〇〇さん、この紅葉の時季に横浜から帰って来たのだとか。

お父さんが亡くなったのはこのような時季であり、5年ぶりに帰省したようだ。〇〇さんの語りには、誰にも言えない悩み事もこのケヤキの前で、話しかけては納得したりして来たのだとか。ある日、父の余命が二ヶ月と告げられたときは、助けてほしいと願ったと言う。だが、それは叶わず恨んだこともあったようだ。

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また、〇〇さんは記念写真を撮るときはいつもこの大ケヤキを背景にしていたとか。その中で皆それぞれが笑顔で写っているものが1枚ある。なるほどそうだ。それには理由があった・・・

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〇〇さんの成人式でもあったのだろうか?カメラを構えたのはお父さんだったらしく、皆を笑顔にさせてやろうとの魂胆があったのだろう。カメラを構えて、一発オナラを発したとか(* ´艸`)クスクスそれで皆が笑顔になった時に、シャッターが切られた一枚だった。そのお父さんは、64歳で他界されたとか。〇〇さんにしたら、写真で笑っていても、写真を見るとき写真に入っていないお父さんを思いだすと言う。

可笑しいエピソードでありながら、つい涙が出てしまった😢その大ケヤキの前で、〇〇さんは改めて合掌をしていた・・・

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その後に紹介されたのが、わがまちの”あがりこ大王”だった・・・俺には見慣れた森であり、あがりこであるが、さすがプロの手で撮ったものは凄い。アップの仕方、撮り方になるほどの納得だ。

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上の写真は遠方に鳥海山を望む獅子ヶ鼻湿原の全容と、下はあがりこ大王に続く木道。

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あがりこ大王に行く途上に立つのは「妖精の燭台」この幹の枝垂れぶりが見事!

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そして、最後は森の大王である、”あがりこ大王”だ。樹齢としては、いささか若いのであるが、この”コブ”が凄いのだ。

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人間が生活の為に枝を切り下ろす、するとそこにコブができてまた芽吹く。コブは言わば瘡蓋であり、身を守ろうと言う木の性なのだ。それをきょうの案内人は言っていた。辛抱強い秋田の人間そのままだ・・・と。

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全国各地に存在する巨木・神木は地域のシンボルにもなっているし、崇められている。・・・やはりこのような木に出会うと手を合わせたくなる。

    ~写真はNHKBSの”巨樹百景”より

 

ps:きょうの再放映がわかっていれば、事前に紹介したかったのですが・・・

 

 

 

 

 

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