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2021年2月

天気上々の2月末・・・

朝から雲一つない上々の空。気持ちい~い朝だった。予報を見れば、今週には⛄はない。そろそろ春に向かって歩みだすのか!長い冬だったから、もう本当に春になってほしい、つくづくとそう願う。

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ただ、気温はそんなにアップしていないみたいだ。昨日降った雪が、日陰にはまだ残っている。スノードロップも雪の中らから、顔を出している。春の日に気恥ずかしそうに見える。残雪に反射もあって眩しいのかも・・・(* ´艸`)クスクス

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スノードロップとともに、これも以前にアップしたのだが、また雪を被ってしまった”青いツツジ”、ここも日蔭ゆえ雪が残っている。それでも今季の寒波と大雪に耐えてくれてホッとしている。2階のベランダから雪を投げた時に、このツツジも犠牲になったはずで、ダメになっているかなと心配したのであったが、網の袋を被せたのも多少の効果があったようだ。

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さて・・・きょうの天気が勿体なく、俺は腰に鋏を手には枝切り鋸をもって、庭に入った。枯れ枝や枝折れしているのを切るためだ。枝が5~6本折れていたのは赤いサザンカだ。3年目になるサザンカで白の隣りに植えたものだった。だが、人の歩く道を作るにはそこにも雪をシャベルで投げた。それもあって枝が折れていた。やはり小さな木には保護してやるべきだったと後悔した・・・でも、春になったら整枝もする予定だから、大きな影響はないだろう。

外の風はまだ冷たいのだが、サンルームには日が入って20度を超している。だから緑を色濃くしている。サンルームと言っても、特別暖房をしているわけでもなく、三方がガラス戸、天上はアクリルだ。だから冬は外よりは風当たらないだけで、気温が上がることもない。ただし、日が差せば気温計は上がる。

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その中にシンビジュームの一鉢は蕾をつけ、グーンと伸びて来た。株分けして3年目。これは大きく分けたものだったから、花芽が付いたのだと思う。3月になれば咲くだろうと期待している。きょうで2月が終わる・・・もう明日からは3月だ、子どもたちの卒業式の月になり、我が家の庭の草花も一斉に咲くだろう・・・

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昨日は「横手のうまいもの」をアップしたが、忘れた写真があった。

  <昨日の追加写真:横手のおいしいもの

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   ~上がどら焼き、下はフクダチ~

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横手の美味しいもの

秋田県にあって、横手市は秋田市に次ぐ大きな街だ。例年、ここでは「かまくら」が行われ観光客を呼んでいた。ところがコロナ禍にあって今年は中止になった。情緒あり、ローカル色豊かな伝統行事ゆえ中止は惜しまれた。昨年は雪不足から、奥の山から雪を運んで開催したのだったが、雪は今年は余り過ぎるほどの雪だったのに。

きょう俺はその横手市に出掛けた。自粛にあって、孫と会う事もなかなか出来ない状況なのだが、その孫の誕生会を横手の某ホテルで行う事にしたのだ。県発行のプレミアム宿泊券が手許にあって、その期限が今月いっぱいだし、宿泊だけでなく飲食にも使えることもあって、ホテルでの会食にした。

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孫の成長は著しい。1ヶ月見ないと大きくなったなと思う。口調も大人びて来た。だが、プレゼントは何にすると言うと・・・まだまだ頑是ない。大きなものをもらってにっこりすれば、まだまだ子どもだ。こうして孫に渡せるジジ・ババも幸せっていうものだ。

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バースデイケーキは凄い🎂何と今の”鬼滅の刃”らしい。実はこのケーキは横手の人気のあるお菓子屋だ。ケーキの他にもメロンパンが有名で、あちらこちらから買いに来るとか。それでも売り切れ続出という、そのお菓子屋が作ったケーキだけに、とても美味しいものだった。このケーキにローソクを立て、一気に火を消してから今度は入刀。すっかり主人公になりきったヤマチャン・・・おめでとう。

朝、出掛ける前には俺の所は雪だった。5~6cm・・・これじゃ、道路も大変だ・・・そう思いながら走行したのだが、走行して10分もしたら、空から☀が出て眩しい。それに周りが雪で真っ白だけに眩しい。サンバイザーなどもとても効かない。

大雪の横手市だけに、行く途中どんどんと雪が多くなるのが一目瞭然だ。路面には雪はないのだが、道の両脇にはもう2mも雪が積み上げられていた。道路幅を示す赤いポールも隠れる高さだ。中には崩壊している建物もあった。この雪では、融けるのも時間を要することだろう。

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横手市には、人気の高い道の駅がある。十文字の道の駅で、客もとても多い。誕生会を終わって孫と別れてから、その道の駅に立ち寄った。きょうも客はいっぱいであった。そこであるものを見つけた・・・👀これが噂の・・・

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これは帰宅してから撮ったのだが、噂のメロンパンであり、買ったのは幼虫だ。でも幼虫・・・これはチョコなのだ。7~8cmの”幼虫チョコ”だ。これをメロンパンに上げてパチリ・・・はじめ、ちょっと気持ち悪いな、そうも思ったのだが・・・よ~く見ると実に可愛いではないか。1個260円とは高い気がしないでもないが、多分、1個づづの手作りなんだろう・・・

他に買ったのは、”ふくだち”という葉物、どこかしらチンゲンサイにも似ているような野菜、ここにしかない野菜である。そして・・お酒だ。横手や湯沢は酒どころでもある。俺が買ったのは濁り酒。つまりはどぶろくである。シールには昔ながらの・・・とあった。家で呑んだらなるほどまろやかな味。俺たちも集落で、仲間のAさんの手作りのどぶろくを呑んだな、かつてのそれを思い出した。

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そのAさん、もう農業も止め、運転免許証も返納した。彼には色々世話になった。春になったら遊びに行くと先月手紙を書いている。

市内から出ると遠方に鳥海山・・・俺の家の前から見る山とは違う。

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今夜は満月・・・きれいな月光である。ヤマチャンは今頃、もう夢の中だろう・・・

 

 

 

 

 

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俺らぁ迷いアーティスト?

明るい日差しの中をちらちら雪が舞う。それは確かに降るではなく舞う感じだ。手の裏表をゆったり返すような、時間をあけてゆったりゆったり落ちている。俺には見えないのだが、妻は雪虫が飛んでいるという。この虫が動けば春になるとか。寒いながらも本当にそうなのかも知れないと思う。

光りは確かに以前よりも変わった、明るくなった・・・だが、肌寒い・・・日陰には先日の雪が点々として残っている。所用があったついでに、海に立ち寄ったら、波が結構あった。

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逆光になって写真はモノクロのようだ。

夕食は、昨日採って来たフキノトウ・・・わが地域では「バンケ」とか「バッキャ」と呼ぶところもある。それを妻から天ぷらにしてもらった。塩をかけて食べ、うどんに上げて食べた。子どもの頃は食べる気もしなかったし、匂いも嫌でとても食べることが出来なかった。それが今になれば、とても美味しく食べているし、むしろ食べたいとの欲求が強い。

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7万円もするステーキに海鮮料理もおいしいだろうが、俺にはとても手を出せるものでもなく、しかも特別食べたいとも思わない。どなたかスポンサーがいれば、そりゃ食べるだろうが・・・(* ´艸`)クスクス 人の財布で食べても、美味しいものではないだろう。まして親しい人ではないならば、それだけで食をそそられることはないだろう。

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それも単なる会食で奢られるものほど怖いものもない。まあ月120万も報酬をもらっていれば、7万円の会食は高いとも思わないのだろうが・・・何かあるな、何かをたくらんでいるな。普通であればそう思うのだろうと考えるのは、貧乏人の感覚なんだろうな~いやはや誠に市民とは格が違う。市井には色々と制約を言いながらも・・・お偉いさん方には叶わない。

ところで「和みアート」ってご存知だろうか・・・

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このような絵を、クレパスで描く絵、それを和みアートという。本当に心が和むような、ファンタジックな感じの絵なのだ。俺はこの講座に出掛けた。廃校になった俺の母校の小学校、ここの3教室を地元の有志が借り受けて、かつての児童らの作品、受賞した🏆、思いでの写真・・こうしたものを飾っていて、卒業生が閲覧できるように展示している。

他に1教室は地域のサロン的なことに活用し、今回は参加者で和みアートに取り組んだのだ。

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不器用な俺だから、このような講座には不向きだ。だから参加するのも気が重かったのだが、この会の代表をしていることもあって、参加したのだ。絵心もないし、感性もない老人の出番ではなかったのだが・・・講師からサポートして頂きながら取り組んだ。こんなことは初めてだったが、クレパスをカッターで削り、その粉を用紙に置いたり、ふいたりぼかしたり・・・先ずは全体を淡い色にした。

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それから地面を塗り、木を中心に置いた。

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周りをさらに塗り固めていく。最後に講師がこの絵に金ぴかな粒子をかけ、のち色を定着させるためかスプレーをかけて完成。皆さんは優しい色調で、まるで童話の世界を作っていたが、俺はへそ曲がりだ。ややオールドな色調にした。こんな作品は俺だけだったが、逆に皆さんの目を引き付けたようだ?写真ではうまく撮れないのだが・・・下が完成したもの。

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ちょっとあまりにも個性的だったかナ~でも、仕方ないよ。俺は田舎の迷アーテストだもの・・・

 

 

 

 

 

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小さな春のかほり

昨日までの寒波が一転、きょうは日差しの明るい1日になった。ただ、気温はいささか低い。所謂「光りの春」という感じになった。俺はカメラを持って軽トラに乗った。行き先は・・・

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我が家から車で5~6分。昨秋に紹介した”イチジクの特産地”でもある「大竹」。ここにかつて地域の小学校があった。俺の小学校時代は、この小学校とは、様々な合同行事が催されたものだった。ソフトボール大会、飛行機飛ばし大会他・・ここは千年の村と言われていただけに、1集落で100戸以上あるし、隣りの前川集落も60~70戸のある集落。このふたつの集落の子どもたちがこの学校の児童だった。

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今ではここは民間に払い下げになり、この付近から出ている湯脈から湯を引いて温泉施設になっている。だが、学校当時に関わるものが残っている。

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さてさて・・・

前置きが長くなってしまったのだが、ここに来たのは分けがあった。昨日、この地にフクジュソウが咲いたとの情報が入ったのだった。それでそのフクジュソウを見たくて家を出たのだ。果たして、そのフクジュソウはどこかと探したら、軽トラを止めた足元にそれは咲いていた。よほど日当たりが良いのか、或いは温泉があるゆえにこの辺の気温は幾分高いのか・・・

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ここの地区は秋田県の中ではフクジュソウが真っ先に咲くことで知られ、また、群生地でもある。この花を見ると、ああ・・・春は近づいているな、そう思わせるのがこの花だ。

その足で、今度は叔母さんの田んぼに向かった。昨年、一昨年の日記を見ると、昨年は例外的にはやかったのだが、一昨年あたりもこの時期にフキノトウを摘んでいたことを俺は書いていた。それで、もしかすれば出ているかも知れないとの思いで向かったのだ。下車して畦を歩いて行くと、今、開こうとしているフキノトウがわんさか見えた。

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ここは日当たりが良好というわけではなく、半日は日のあたらないような畦だ。畦というよりも土手のような広い場所だ。買い物袋を持っていたので、俺はここのフキノトウを30~40個摘んだ。摘んでどうしたかは、後日に書くこととするが、摘んだ手にはほのかな香りが残った。春の香りとでも言ったら良いだろう。

このあとも寒波は来ることが予想されるものの、その頻度は低くなりやがては春に向かって行く。きょうは「小さな春の香ほり」とでも言ったら良いだろう🌱

 

 

 

 

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長い”冬”

午前6時に起床した。起床後は、検温・血圧測定・さらには準備体操をして、6時半のラジオ体操に向かう。そして、カーテンを引くと外は白い。4~5cmの雪はあるだろう。ほどなく餌台にスズメたちが集まって来た。雪が降れば餌探しは易くはないのだろう・・・いっぱいいっぱい集まって、俺にまるで餌を要求しているようだ。

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ベランダにも雪があるので、箒で払ってから餌をやる。俺のその気配を察知して餌台から離れるものの、俺が居間に入るとすかさずにわんさと集まって来た。こうして俺の朝は始まった。

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朝食が終わったら、太陽が出てキラキラキラキラ✨やはりもう3月に近いのだからそうだよな、そう思ったのも束の間・・・空は雲に覆われ更には風も出て来た。

昨日作った短歌を送るために郵便局に出掛けた。途中、積雪はほとんどない道路だが、田にある雪が横殴りに吹いて来た。それで前が見えない、短い時間であるのだがホワイトアウト!こんな時期にホワイトアウトかよ・・・改めて、今季の冬は長いと思った。どうも今季の冬は異常だし、この1年の天候が思いやられる・・・

これが今朝の雪を被った葉ボタン。

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こうしてみると、春はまだまだ遠いな…というよりも「春は来るの?」そう思ってしまう。2月ゆえ、まだ寒いのではある。だが、その寒さが2日も3日も続くとなれば、おや?例年の2月とは違うな、そう思ってしまう。

それでも・・・

家の中では咲いている花もある。サンルームのハナキリン。小さい花ながら、優しい色合いながら、サンルームで咲いている健気な花。

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厳寒には妻が飾った花が彩を放っている。だが、今夜は冷え込んでいる。余寒にしては冷え込みが厳しい状況だ。雪国にも春が動いてほしいナ~

 

 

 

 

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雪がまた・・・

およよよ・・・雪かよ~雲の流れが早いし、青空に黒い雲があったり、そして予報通りに雪が・・・

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一時はうっすらと雪・・・

木々の頭が白くなった・・・おいおいきょうは天皇陛下の誕生日だぞ、2月もあと少しだぞ、雪降ったりして良いのかい?なんて空に向かって問いかけた。昨日は一気に気温が上がり、きょうは一気に下落。こんな乱高低ではからだが追い付かん。まして、高齢の身だ。労わりはないのかい?声を少し荒げた。

漸くに芽吹きだした花もあるのだ、今か今かと伺っていた花もあっただろう、それに再びの寒いパンチ👊

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・・・そんなことで、きょうは一歩も外に出なかった。歩数計では703歩のみ。パソコンに向かって・・・短歌づくりだ。同人誌への7首、その推敲。さらには新聞への投稿歌3首。合間合間に読書。そろそろこんな1日はなくなるだろうから。せめて、こんな日だけは自由な時間を大事にしよう・・・なんていい分けしながら、短歌を。短歌を詠んだって何もならないのだけど、おやつを食べては頭をかいて。何もならないけれど、俺には好きなこと。

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家の中にはお雛様が、あちらこちらに・・・

笑っているんだろう、だから頭の中はすかすかに、だからからだはでぶでぶに。こんなことできるのも今週いっぱいだろう。そう言えば、コロナの緊急事態宣言。長く続いているので忘れてしまった。まだ継続中だったこと。ニュースだと大阪等は今月で「解除」の方向らしい。良いのかな、良いのだろうナ・・・反動がないのかな。

秋田は最近、感染者は出ていないけれど、ワクチン接種は延期されるようだから。加えて俺は花粉症の身。だから外に出るのは怖いけれど、農作業が始まれば外に出なければならない。クッシュンクッシュンしながらも・・・(´;ω;`)ウゥゥ

どうやらこの天気、明日も続きそうだ。

 

 

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俺の出番です・・・

暖かな朝だった・・・居間は暖房なくても21~22度。外の温度計を見ても10度を超えている。

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  <居間の従兄弟の油絵・・・春接近>

但し、天気は曇りから小雨になるとの予報。すっかり雪もないし、暖かだし・・・やってやろう!先ずはブドウ棚の補修と剪定作業に向かった。昨年の夏に、あの苦手な長い奴が休んでいたブドウ棚だ。物置の廂から棚を結んでいた針金が切れていたのだ。雪の重みに劣化した針金が耐えることが出来なかったのだ。

俺は屋根に上がって金具を取り付け、それから新たな針金を伸ばして、ビニールハウス用のパイプで組んだ棚を吊り下げた。併せて伸び伸びになっていたブドウの蔓を棚に這わせ、完成させた。棚の下には三脚を使ったり、また物置の廂ではインパクトドライバー使ったりと、久しぶりの外作業ゆえ疲れた。まして、屋根に上がったり、三脚に上がったりしたのだ・・・

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幸いにも天気は一時小雨がパラついたものの、4~5分で地面が濡れるような雨でもなかったから、作業は思いのほか早めに終わった。蔓は強い剪定をしたから、今季の実の結実は期待されないが、こうした手入れもここ数年していなかった。

午後からは鉢置台の補修をした。昨年に竹垣をやはり修理し作っていたので、きょうは台を作り直した。板にはクレオソート等を塗っているのだが、毎日散水したりしているから1~2年で朽ちてしまう。だから、台の板は結構更新している。これにも後日、天気を見計らってクレオソートを塗ろうと思う。

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こうした準備は早めにしておかないと、今後は鉢替えをしなければならないから、その前の作業という事になる。ここは、落差をつけて2段の鉢置きだ。ただ、こんな鉢置台を作ると・・・この下に長い奴が休んでいたり(´;ω;`)ウゥゥ

いっぷくにはコーヒー☕+いちご大福が出た・・・

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ああ・・・もうこの季節になったんだな。春が近くにきているんだな。この味をかみしめながらそう思った。

さあ~もう少し頑張ろう。アノラックを着て、靴を履いて、手袋をし外に出ると・・・JAの職員がやって来た。「種籾持ってきました・・・」と。今年は、借りていた24a分の量が減った。親戚だったこともあり、何とか俺の田んぼを作ってくれと頼まれていた田んぼ。ただ、彼の作業は失礼ながら粗末で、四角の田んぼを丸めている。田んぼの隅などどうでもいいような作り方だったし、ぬかるんでも直さない、それに草刈りが難儀するような場所だった。

その彼、俺よりも10才年上で今年から農業やめることを耳にした。それで集落外の親戚に田んぼを頼むことにしたそうだ。だったら俺が作っている田んぼもその人に作ってもらう方が良いだろうと返したのだ。だが、その親戚も作業の評判を聞いている。俺の返した田んぼは、俺の田に隣接している。どんな作りをするのか心配だ。

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種籾は約100kg。品種は「ひとめぼれ」。話題になっている「サキホコレ」ではないし、この品種の作付けはまだJAでは計画されていない。この品種を入れる事によって、カントリーの事も変更しなければならず、取り組みにあっては様々に検討する事項が多い。ハイ、これから作付けやりましょう・・・とは行かない。それに種籾もある。

きょうは秋田も4月中旬頃の気温になったようだ、ニュースを見ると東京では5月の気候だとか。河津桜が満開との報道もあった。ただ、秋田はあす・あさってには☃が出ている。降っても大降りにはならないと思うものの、今季の異常な雪の量だ、いささか心配ではあるものの、俺には外での作業がスタート、俺にとっては出番が来たようだ。

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日曜日・・・

雪は消えた・・だが、消えたとてこのまま春に向かう事はあるまい。この23,24日には早速⛄のマークが出ている。雪国の春は、雪が降っては消え、消えてはまた降りながら、少しづつ春に向かうのだ。

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雪の消えた庭には、スノードロップが見える。草の先にはすでに白い花の芽を見せている。雪に強い花だから、雪の中でも咲く花なのだが、我が家の庭に咲き出す、今年一番早い花になるかも知れない。

プランターのビオラも元気な花を見せている。この花も寒さにはとても強いから、雪国向きの花とも言える。

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白いサザンカの花が落ちている。

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雪の重みで形を崩していたツツジ。それが、雪の消えた庭に見事に復元した、まるで記憶が戻ったように、元の形を見せている。こんな姿を見ると、俺も負けていられないな、そう思えてくる。この凄い復元力、見習わねばならない。

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きょうは日曜日だし、毎日休んでいる俺なのだが、そんな俺に俺は自由な時間を許した。そこで午前中はゆっくり新聞を読み、例によって切り抜きをした。

昨日テニス全豪OPで優勝した大坂選手の記事も丹念に読んだ。それにしても見事な、しかもストレート勝での優勝だった。賞金もまた大きい。約2億3千万円というから驚く・・・プロ野球のオープン戦、日ハムの吉田は楽天の田中投手と投げ合った。チームは勝利したのだが、吉田は3回4安打1失点、なかなか勝負球がイマイチだったらしい。今季は3年目・・・今年こそはチームの牽引の役目を果たしてほしいものだ。

午後からはテレビを観た・・・

第2回NHK全国短歌大会だ。本来ならば、1月の半ばにNHKホールで開催される予定だったのだが、コロナの関係で公開が中止され、きょうはスタジオでのものになった・・・

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今回の出詠数は19,128首。題詠は「生」だった。憧れの舞台だけに俺は今年も出詠していた。「生」の一首を含めて3首出詠していたが、その中から2首が入選。言わば第一次予選の通過というようなもので、それ以上を受賞することが出来なかった。まだまだ精進の足りなさを認識させられた・・・

 ☆亡き父のイニシャル入りのスパナありわれは握りて刈り刃を締める

 ☆坂道を腰上げペダル漕ぎ行きぬ徒らきょうから休校解けて

ちなみに今回の大賞は・・・

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この3首、分かりやすいし実にあっさりと詠んでいる。でも、これが良いのだ。詠み方はあっさりながらも、意味が深いし考えさせる内容なのだ。「ウイルスの・・・」やはり今回はコロナに関わる短歌が多いのだが、この短歌もそうであるのだが、下句には子か孫のために作る兜なのだろう。その新聞紙にコロナの記事がないものを選んだと言う。今を詠んでいるいて、しかも子か孫の無事な成長を願っている短歌とみた。

「モーツァルト・・・」上句の比喩がなかなか面白い。季節は秋だろうか・・・外でその雲の湧いている下で、老人ホームの誕生会をしている。これもまた奥行きがある。読者にも様々な事を思い浮かばせる。俺も母が施設に入っていての1首を詠んだことがある。皆の手拍子にひとつ遅れて拍手している母を詠んだものだった。

「目より下・・・」これもまたコロナ禍にあっての一首。しかしながらどこかしら重苦しさはなく、むしろ爽やかさを感じさせる一首になっている。作者は先生のようであり、なかなかきっちりと構成された一首になっている。

今回の3首はいずれも結句が体言止め。だから、読後には余韻が広がる・・・

来年の題詠は「行」のようだ。それに詠みこんで早速挑戦しようと思う・・・俺にとって、NHKの舞台は遠い遠いものではあるけれども・・・。

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郷土の偉人に学ぶ

市民会議主催の「郷土の偉人に学ぶ作文コンクール」に参加した。この会議の俺も役員の一員なのだ。

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このコンクールは開催してもう年々になるだろう・・・本市では2人を偉人としており、この2人の教材を配布し、小学5年生には南極探検隊長だった白瀬矗に学んだこと、また、中学2年生にはTDK創始者斎藤憲三に学んだことをテーマに作文を募集。今年は小学5年生から115編、中学2年生から164編の応募があった。きょうはその表彰式と発表会だった。

白瀬はお寺の子に生まれ、将来極地探検を夢にそのために熱い湯を呑まないことなどを自らに課し、大人になって小さな木造船で出発。目的の南極点には到達しなかったものの、極地にたどり着いた。1番を目指したものの、他国の隊にそれを許した。ただし、隊員に犠牲者を出すこともなくたどり着いた功績は大く評価されている。そのことに対しての子どもたちの感想だ。

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子どもたちの作文のタイトルだ。「夢をあきらめずに」「白瀬さんから学んだこと」「夢にむかって」「諦めないこころを大切に」等々、小学5年生でここまで読み取ることが出来るとは凄い!率直にそう思った。

本市には白瀬隊長の功績を記念し、記念館がある。オーロラの体験もできるし、記念館の前には南極広場と称する公園もある。なお、先月に少し触れたが、1月28日は白瀬が南極に入り、そこを”大和雪原”と名付けたことから、この日、白瀬を偲んで雪中行進が市民参加の下に行われている。

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斎藤憲三は、田園工業のまちづくりに大いに貢献した。農工一体のまちとして、秋田県内からは羨望の目で見られた。仁賀保町だったころ、国からの交付金0という時代もあった。町民の多くはその関連工場で働き、所得も県内では1~2位を争うまちであった。

ここに1冊の冊子がある。世界文化社発行の「近代日本の創業者100人」である。この中には、渋沢栄一、岩崎弥太郎、松下幸之助らとともに、齋藤憲三は日本の産学連携ベンチャーの先駆けとして紹介されている。

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東工大の加藤・武井両教授が発明した磁性材料「フェライト」を、齋藤憲三は工業化したのだ。このフェライトは、電化製品は勿論、携帯電話、自動車等にも使われていて日本を代表する大手部品メーカーだ。社名はTDK,昨年の都市対抗野球にも出場し、主力工場は本市にある。彼は本市に工場を建て、仁賀保町は”TDK城下町”とも言われた。今では、にかほ市となり、それでも関連の会社が多く他市町からも従業員として働きに来ている。

憲三の功績を紹介し、併せて子どもたちから学習してもらおうと、まちには”フェライト子ども館”がある。遊びながら学べるという事から、ここには市の内外からの入館者が多い。

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憲三は色んな事に挑戦し、失敗し、それでもめげずにとうとう大企業を創立したのだ。こんなことからも子どもたちが学んだことは多いはずだ。これもまた、作文のタイトルからであるが、「新しい自分になるために」「諦めない心と挑戦」「私がもらったヒント」等とあった。

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きょうは子どもたちの純真な発表に心のあらわれる思いがした。秋田にはこうした本当にたたき上げられた人材がいる。秋田から逃げ出すように上京し、総理になられた方もおいでだが、地元であるからと言うよりも、本当に地元に貢献した人を俺は尊敬したい。尚、これも先日、紹介したが、命がけで九十九島を護った覚林和尚もいる。この人物もまた、偉人として後世に伝えてしかるべきだろう。

 

 

 

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雪上の”絵”

アメリカの探査車「パーシビアランス」が火星に着陸した・・・昨年の7月に打ち上げたもので、微生物が生きていた可能性のある惑星であり、果たして生命の痕跡がみつかるのか、非常に注目されている。このプロジェクトには秋田県の若い方も関わっていることもあり、俺も特に注目している一人だ。

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写真はいずれもNHKニュース7から頂いたのだが、本探査車は直径45キロのクレーター付近が着陸目標らしい。果たして、そこらに着陸したのかはよく分からないが、ここは火星が温暖だった35億年前には湖だったと考えられており、ここに微生物の痕跡があるのかを探す計画のようだ。

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ところで・・・

下の写真は我が家の2階から撮ったものだ。

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雪を置いた田んぼに・・・「ナスカの地上絵」のような文様が見える。さてはUFOの絵???まさか??実際には見たことのないその地上絵も、こんなものかな、なんて思ったり・・・でももっともスケールの違いはあるだろうが・・・

実はこれは、土壌改良剤として、米の食味を高くすることを狙っての微量要素を、田んぼに散布した跡なのだ。雪のある田んぼに散布すれば、このような文様が出現するのだ。先月に紹介した時は、雪のない田んぼでの作業だったのだが、昨日あたりに散布したので残ったのだろう。この散布では市からも助成金はあるのだが、負担は農家各自だ・・・

これの効果をあらしめるためにも、今年も豊作でありたいものだ。

但し、コロナもあって米の消費の減少が続いている。外食産業の不振が、米の価格にも影響しているので、豊作になれば俺たちの手取りは減って来る。これならばむしろ冷害になった方が、入る金額が多くなる。それを願う訳ではないものの、今冬のこの異常な気象を思うとひょっとすればその可能性がないわけでもない。

夕食後に・・・妻が作った”たまご酒”。特別、風邪をひいたわけではないのだが、ふたりで呑んだ・・・

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きょうは朝方には霙があった・・・だが、その後は時々小雨・・・朝方までの寒気が薄れて、午後からは暖気になった。これからは、本の少しだけかも知れないが、春に向かう兆しなのかも知れない・・・

 

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”雨水”というものの・・・

きょうは「雨水」である。雪も雨に変わるころというのであるが・・・朝から、時々雪が・・・でも、我が家の周辺は4~5cmほどか。一照りあればすぐに消えるほどの雪である。ただし、所によってはかなりの積雪量だったようだから、春に接近するどころか逆に冬に戻ったような天気だ。いつもであれば雨水と聞くだけで、ああ春に接近するんだなと思ったものだが・・・

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なかなか春に向かって動き出す状況ではない。ワクチン接種も始まって、春に動き出し、同時にコロナの収束に向かって動きだしてほしいのに、天気だけは人の手ではどうすることも出来ない・・・

昨日の新聞に今季の「桜(ソメイヨシノ)の開花予報」が発表された。これによれば、東京では3月19日頃の開花予報であり、秋田は4月14日頃だ。となれば全国的には平年よりもやや早めの開花が予想されるものの、秋田はほぼ平年並みということか。昨年は異常に早かったから比較は出来ないが、わがまちでは4月7~8日に開花したと記憶している。

今になっても、この寒波でありしかも3~4日もそれが続いていることを考えれば、平年よりも遅れるような気もする。

お雛様に飾っている余りを、居間に飾ったら”桃の花”が開花し始めた。お雛様は座敷に飾っていて、そこは暖房もしていないから当然に咲かないのだが、居間は暖房も効いているから咲くのは当然だ。この桃の花で、一足早い”春”を感じている。

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朝の味噌汁は”ギバサ”だった。海を感じる海藻だ。わがまちは海のまちであるから、県内では先がけて海の味を食べることができる。このあと石蓴だとかトサカだとか、そう言った海のものが卓上に並ぶことだろう・・・すするとほんの少し、海の潮の匂いがする。春は海からやってくるのである。

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午前中は芸文協に提出する書類を作った。事業報告書・計画書、それに決算書・予算書等々だ。そして、午後からはあの大ファンのイングリッド・バーグマンの出る「ガス灯」をテレビで観た。一度、何かで観たことがあった気もするが、すっかり忘れているし、新たな気持ちで観る事が出来た。

俺がこの女優を知ったのは、当時リバイバルだったと思うが「カサブランカ」だった。あの濡れるような瞳に強く惹かれた。この映画もイングリッド・バーグマンの魅力を十分に引き出している。写真はネットから頂いたものだ。

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2月はあと10日ほど・・・もう寒波はいらないナ~

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サメを食べました・・・

昨日からの風がきょうも続いた🌀昨日ほどではないものの、羽越本線などは運休だし、勿論、飛行機も飛べない。新幹線も部分的に運行中止になり、バスが満員の状態で仙台等に向かっているようだ。だが、昨日の北海道のトラックの横転を見ると、ややバスにも不安がある。強風下、秋田県では、外出の自粛が要請されている。コロナで自粛、今度は強風によっての自粛・・・・

朝方の一時風が収まった状況を見計らって、餌台にスズメたちがやって来た・・・

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こんな中を子どもたちが、登校していく・・・俺のビニールハウスの傍を通っていく・・・今ではスクールバスが近くまでやってきて、それに乗って行くのだが、俺たちのこどものころは”集団登校”だった。小さい集落であっても、子どもは20~30人はいた。吹雪になると、上級生が先頭に立ち、時には吹雪に後ろ向きの体制で登校したことも何度あったか。車がほとんどなかった時代の事である。

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冬に戻ってしまったこの時季、余寒と言ってもあまりの凄い寒波。それでもわが地域の雪は5~6cmほど。昨日はほとんど雪のなかった庭がまた、うっすらとながらも白くなった。この中を、昨秋に咲き切れなかったサザンカが咲いた。2輪だが、この戻り寒波に驚いただろう・・・何と言う健気さ・・・

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夕食に何が食べたい?妻が聞く・・・

俺は被扶養者だから・・・何でも良いよ!仕事も雪寄せ程度しかしていないし、特別食べたいものもない。その妻がスーパーから買って来たのは「サメ」だった。この寒い時期、タラは淡白な味で美味い。それに、サメも美味いのだ。なかなかサメを食べる人は多くはない。秋田県内でも海岸部だけらしい。

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俺はこのサメの刺身が好きだ。サメというが、俺たちが食べるのは「アブラツノサメ」というサメらしい。人によっては、”トロに匹敵する”とも言う。柔らかく匂いもないし、この味は食べないと分からないだろう。ただ、ネットで見ると、今ではあちらこちらで食べられてもいるようだ。

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俺はこのように刺身が一番すきなのだが、調理には照り焼き、フライにと様々なようである。

このサメ・・・美味しいですよ😊

 

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”春”を前にして・・・

俺は5年日記をつけている。よって、昨年の今頃はどんなことがあったとか、どんな花が咲いていたとか、大雑把ながら3年前の事と比べる事ができる。5年日記の今年は4年目なのだ。それを見ると、昨年の今頃はクロッカスが咲いていたようだし、フキノトウのジュースも飲んでいた。だから今年の春は遅れていると言って良いだろう・・・

きょうは爆弾低気圧が通過するとか、強風警報が発令されていた。その予報通りに夕べから風が強かった。報道だと当市では7時15分前あたりで、風速33mの風が吹いたらしい。夕方になったら、秋田市で33.2m位の風があったようだが、いずれも台風以上の風だ。その風が幾分弱まってはいるが、いまだに風音が聞こえる・・・

不要不急の外出は避けよと報道されていたが、どうしても調べたいことがあり、市の図書館に出掛けた・・・途中、あちらこちらのバス停の標識が倒れており、しかも車が揺さぶられハンドルが少し取られたり・・・少し恐怖も感じた。

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また、農業用のビニールハウスのビニールが破損している。風で煽られバタバタバタバタ・・・来月には種蒔き準備になるというに、これでは種まきに影響がでるのではないか、憂慮される。俺は稲の育苗が終わればビニールを除去しているが、年間張ったままだとこういう事態にもなってしまう・・・

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図書館は海沿いにある。駐車場に車を止めると海が見える。そこから海にカメラを向けた・・・大きな波が、どんどん防波堤を越えていた。これだけでも風の強さが分かるだろう、想像を絶するような光景だ。

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こんなに荒れても飛んでいる勇敢な?海鳥がいる。でも、大方は港内で荒れを避けている・・・

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自宅への帰路は農道を通った。白鳥の集団が見えたので通ったのだが、やはり風が強いことからか、長い首をすくめているように見えた。そして、やはりいつもよりは密になっている、塊りになって風をしのいでいるのだろう。

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空に折しも白い太陽が一瞬見えた。明日もこの荒れは続くようだ・・・

今年は案外春が早く来るような気がする、そう予測した俺だったが完全に外れた。大雪があり、地震があって、今度は爆弾低気圧・・・生きるって自然との闘いでもあるんだな~あと半月ほどで3月だ。まさか春を前にしてこのような荒天に遭遇するとは思いもよらなかった・・・

 

 

 

 

 

 

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雨・・・

昨日にあった我が家の庭の雪。脇の方に寄せていた雪を広げて、氷割りしながら、少しでも解かそうと三本鍬などで広げた雪だった。

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庭の日陰にも雪が残っていて、少しよけるとヤブコウジが見える、スイセンの芽も見えた。

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ところがきょうは朝からの小雨。この雨で雪がどんどん解けた。これでもう庭の雪はほとんど消えた。

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雪はあっという間に解けた・・・

あの田んぼを潤す長潟、凍っていたのも解け出している。

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ほっこりと顔を出したバンケ(フキノトウ)

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いよいよ春が・・・そう思ったのも束の間だ。明日から大荒れで、のち雪になると言う。台風以上の低気圧、爆弾低気圧に襲われそうで、市からの”安全安心メール”が届き、警戒するような内容だ。

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  <NHKニュースより>

この雨・・・雪を解かす雨になったのだが、大雪のまちでは今度はそれが大水になる可能性もあるし、先の地震の被災地には非情の雨になっているようであり、もう気の毒で申し上げる言葉もない・・・

 

 

 

 

 

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バレンタインデー

ああ・・・今頃の時間だったな~と思いだしながら、俺はパソコンに向かっている。

昨夜は、ブログの記事もあと2~3行の所だった。いつもよりは少し早いのだが、今夜は早めに休もうか、そう思ったとたんに携帯からタブレットから久しく聞いていなかった”緊急地震警報”音が・・・驚いた、あれっ?って思ったとたんだった。居間の照明が左右に揺れ、短冊掛けも左右に揺れた。2階に大声で「地震だぞ!」妻を呼んだ。こんな時、やはり慌てふためく。

幸いに停電しなかったので、流しあたりを確かめ、ブレーカーを下げようとしているうちに少し揺れが収まった。すぐさまテレビをつけると震源地は福島沖、震度が6強と・・・わが地域は4のようで、防災無線からその放送が流れた。情報では”津波の心配はなし”、少し安堵しつつも・・・あの震災から10年、漸く復興をスタートさせている地域がまた・・・気の毒で言葉もなかった。

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去年から今年は異常なほど災害が多い。新型コロナウイルスの感染拡大に加えて、大雨・台風・大雪そして地震。被災された皆さんにはこころからのお見舞いを申し上げたい。コロナ禍にあって、こんな時期に地震等あったらどうすれば良いのか、あちこちで訓練していたが、それがそのようになってしまって、やはりこれではオリンピック・パラリンピックの開催は無理な気がする。

さて。。。きょうのテレビ番組は、この地震関係で埋め尽くされていた。そうなのだ。当然だろうと思う。この地震で、チョコを渡せなかった人がいるかも知れない。頂く予定?していたのに頂けなかった人もいるかも知れない。

だが、俺にはチョコが届いた。きょうは「バレンタインデー」だ。

息子家族からは昨日届いた。いつものようなニャンコの絵柄のチョコだった。ニャンコを飼っている息子夫婦。大のニャンコファン。ニャンコはロシアンブルー・・・目がそのごとく緑っぽい。そんなことから、送られて来るチョコにはニャンコが描かれている。

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きょうは茨城にいる娘から届いた。これはまたきれいなチョコ・・・口に入れるには勿体ない感じの絵柄だ。

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昨日に続いての良い天気。そして暖かい。どうやら10度を越えていたようだ。外もだから暖かだが、こころの中も温かだ・・・

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只今「春」に接近中!(?)

我が家の地域に腰を降ろしている白鳥だろうか・・・ここ数日、飛んでいる姿が見える🦢まだ、北帰行には間があるだろうが、しかしそろそろ準備のための訓練?・・・そうかも知れない。あの日本海を、途中で休む場所がない大海を飛んでいくのだから、命がけということになるのだろう。であるからこそ、準備を怠ってはならないのだ。

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白鳥たち・・・どのような能力を持っているのか、このような渡り鳥のリーダーの辛労は如何ばかりであろうか・・・ある時は素早い決断を、ある時は群れを思って冷静な判断を、場合によっては冷酷な判断もしなければならない時もあるだろう。日本海には休息する場所もないのだから、それはそれは俺の想像以外の場面があるのだと思う。

穏やかなきょうの天気を象徴するように、また、逆さ鳥海山が出現した・・・

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そろそろ芽吹きのはじまったものもある。

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そして・・・夕方。西の空に傾く日差し、それを田んぼが捉まえている。

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西日に山もシルエットになって日没を待っている。

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・・・ここで地震・・・揺れる・・・揺れた。明日も予報は晴れだけれど・・・

 

 

 

 

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ここだけは「春」

ここは秋田市下浜。ここに「ガーデンおおとも」がある。ここを知ったのは2~3年前、秋田魁新報に紹介されたのだ。俺はその記事を切り抜きしていたので、いつかは行ってみたい、そう思っていた。今年は、その記事がこの7日に掲載された。きょうは天気も良いことから、そこに俺はドライブがてら出掛けた🚙

ここには赤やピンク、白などのツバキが見頃を迎えているとの事。俺はそのツバキを見せて頂くために出掛けたのだ。

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  <この写真はネットから>

ここのオーナーはほぼ俺と同世代。名前も写真もネットにアップもどうぞ!との事。そのような事から、アップさせて頂くことにした。

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屋敷の周辺には、まだ雪が残っていたのだが・・・家の裏をしばらく歩いて行くと、ここに約330平方㍍の温室があった。そして、その中には約400種類のツバキ。大友さんにお会いして、先ずは聞いた。「なぜ、ツバキだったのですか?」それに「ツバキって冬に向かって咲くじゃない、それがとっても愛しくてね~」と・・・ツバキに惹かれて30年ほど前から植えたらしい。

それから17年ほど前に温室を作ったと言う。話を伺っていると、山好きでもあるようだし、また、歌も得意らしい。温室はツバキでいっぱいなのだが、路地には桜、アジサイ、サルスベリ・・・色んな花木が植えられているようだ。それらはまだ芽吹いていないので、大友さんのガーデンの全容は分からないのだが・・・

実は家の裏が畑であったようだ。その面積が半端ではなかったようだ。大友さんは、この畑の維持・管理はできそうにない、そんなことから恐らく後半の人生の設計図でもあったのだろう、花木を植え始めたのだと話してくれた。きょうは咲いているツバキを拝見させて頂いたが、この後もここ「おおともガーデン」を伺うことになりそうだ。

ここだけは、今春がいっぱい。その温室の中のいくつかのツバキである。

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ああ・・・春は良いな~、ツバキって良いな~。本物の春の到来を前に、一足先に春の色を堪能させて頂いた。

「おおともガーデン」の事。

     オープン:午前9時~午後5時

     不定休

     協力金:500円

     電話:090・7663・5142

 

 

 

 

 

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光りの春?

おもむろに広げた秋田魁新報・・・きょうは木曜日、「読者文芸」が掲載される。1~3月の短歌の選者は、かつては俺の短歌の指導者だったA氏・・・その後、袂を分かつことになったのだが、彼の才能は誰しもが認めるところ。皇居での歌会始めにも選ばれたし、歌集も既に4冊を上梓されている。そんな選者から3週連続で採られ、しかも今回は上位で採られている。嬉しいことである。ただ、今回も添削されているので、勉強不足をまた感じたところである。

   ☆思うさま雪の田を吹く風ありて起伏なければその風迅し

田んぼは隣りの田んぼとは落差がある。だが、雪が降り吹雪いたりすればその落差は少なくなる。言わば起伏がなくなるのだ。従って、吹く風はぶつかるものがないので、スピードを増すという内容だ。今回は、前回よりも原作に近いし、勉強になった。新聞掲載となれば、選者の力量も逆に問われるものであり、添削するのは致し方ないのである・・・選者は俺よりもずっと若い。そして厳しい。でもそれだからこそ、勉強にはなる。

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今月の俺たちの歌会・合評会は15日だ。出詠の締め切りは10日。なので昨夜FAXで送って来た会員もいて、きょう午前中でまとめた。そして、午後から詠草を配達に出掛けた。その途中だった。雪が降って来た。雪と言っても、きょうの雪は春を思わせるような、綿雪だから空間を舞うような雪だった。だが、それもすぐさま止んで・・・

明るくなった空から、光りがこぼれる・・・天使の梯子も・・・

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遠方は雪が降っているようだ・・・冬と春のせめぎ合うような山の景色。目を移動させると白鳥たち・・・そろそろ旅立ちの準備を始める事だろう。

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長かった今季の冬⛄除雪費も膨大な額になった。県では追加の除雪費20億円を補正し、合計で約70億円に上ると言う。そして、リンゴ等の果樹の枝折れ、幹折れ。ビニールハウスの損傷・・・まだ調査が行き届いていないようではっきりしたものはでていないが、被害額も大幅なものになるようだ。いのちを落とされたり、ケガ人も多数出た今季の大雪・・・

きょうは「建国記念日」。我が家では国旗を掲揚したのだが、周りで掲揚している家はほとんどない。集落は皆々一戸建てなのに、それぞれの考えはあっても仕方ないのだが・・・祝日の旗日なのに。

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自宅に帰ると太陽が眩しい。いよいよ雪国にも春の走りか、先がけてきょうは「光りの春」と言ったら良いのだろう。ただ、今後も雪が降ったり止んだりを繰り返すから、まして春の雪はドカ雪が多いから油断はできないが・・・。俺が予想したように、例年よりも早い春は来るのか!来てほしいものだ。

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心なしか、我が家の白梅の花芽、ちょっぴりふくらんだような気がする。

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日差しを受けた木彫りのフクロウも、「春がいよいよ・・・」って言ってるようだ。

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信頼

昨今のトップニュースは、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の発言とそれをめぐる内容だ。一時はIOCで、会長の謝罪を由との雰囲気であったと思うが、世論がこの謝罪に納得せず、”不適切”との声明。加えて与党のお偉いさんもこれで由としたのだったが、その後の発言がまた火を注いだような格好になった。こんな事から、ボランティアの多くも辞退者が多くなり、これからどのような展開になっていくのか・・・

こうして批判を受けているにも関わらず、このままで乗り切って行こうと言う意見もあり、果たしてどうなのだろうと思う。今、この国には「諌める」人がいないな、そう思う。批判をすれば更迭されるし、ゆえに忖度がまかり通るおかしな日本になっていることに憂慮している。ちっぽけな田舎の老人が云々しても、大河の一泡みたいなものだから、何ら影響を与えるものではないのだが・・・

でも・・・やはり声を上げるべき時は、そうしなければなるまい。それが民主主義であり、お偉いさん方の社会ではないから。様々な意見があるのは当然であり、それらも踏まえて会長は自ら判断するのが妥当ではないだろうか。

 

さて・・・俺は朝から確定申告の準備。これは妻のもので、いささかの還付金もありそうなので、去年の申告書を見開きながら準備を進めた。ほんのスズメの涙ほどの金額にしかならないのだが、機密費を何億と使っているお偉いさんと違ってこれが庶民なのだと思う。信頼あっての申告、金額の大小に関わらず、還付を受ける事も権利であるから、1日頑張ったのだ。

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このあと、俺も農業をやっているから確定申告をしなければならない。それは妻の申告が終わってから取り掛かろうと思っている。農業は”白色申告”する人が多い。ただ、それであっても5年間の保存義務もあるし、本来の経営内容を知る上でも”青色申告”すべきと考えて、俺の場合は”青色申告”をしている。

白色申告の場合、収入も支出も「標準」があり、それを使って簡便なものになっている。従って、それでは実際の数字とは乖離していることになる。それに青色申告やれば、10万円控除の特典もあるし、さらに貸借対照表の作成をするともっと高い控除があるのだ。

でもだんだんと面倒になって来た。面倒という事と、どんどん下がる農業収入ゆえに弾みがなくなって来た、というのが本音でもある。難儀して青色申告しても、それだけに見合うものがなければやらない方が良いのだ。

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ところで、きょうの新聞に、本市の某ホテルに絡んだ記事が掲載された。本市にあっては、最も大きなホテルの不祥事だけに市民のみならず、県内の多くも関心をもって閲覧しただろう。この記事のタイトルには「信頼」とある。

実は、新型コロナウイルスに絡んだ助成金のひとつに、”雇用調整助成金”がある。きょうも県内では、この関係で逮捕者がでたと報じられていたが、この助成金を某ホテルで不正受給したと言うのだ。この事は、先の新聞でも大きく報じられたのだが、この報道に絡んだ記事として、駐在している記者が書いたものだ。

知らなかったがこの某ホテルでは、「地域からホテルをなくすわけにはいかない」として、クラウドファンディング(CF)を利用し資金を募っていたというのだ。そうしたら、約1カ月で300万円の目標に対して440万円が集まったというのだ。これに寄せた人は292人のようだから、1人当たり約1.5万円寄せたことになる。

某ホテルでは意図的な不正は否定していると言うが、受けた雇用調整助成金は545万円・・・このような事は、もっともっと大事な「信頼」を失う結果になったのではないかと総括している。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長にしても、また、本市の某ホテルにしても、これまでの熱意・信頼が粉々になったようで、残念である。

 

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スズメのこと

和室の寝室の床の間の掛け軸を2月初めに掛け替えた・・・

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”雪中南天”から”紅白梅”に替えたのだ。掛け軸はその季節より少し早めに掛ける、季節を先どって掛けるのが良いとされる。だから家中の色紙などは、新年と共に交換していたのだが、寝室は少し遅れてしまった。

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この”雪中南天”には、雪の被った南天にスズメが描かれている。実は座敷にもスズメがいる?飾り棚の奥の内窓、これに彫られているのがまたスズメなのだ。日中と夜にそれを撮ってみた。

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なぜ、こうしてスズメが描かれているのか。それを以前に父に聞いた事があった。「縁起が良いのだ!」という事だった。

例えば冬のまんまるいスズメ。”ふくらスズメ”と呼んでいる。本来ならば、スズメは稲の米を食べる。俺の小さい頃は、田んぼで”スズメ追い”等している光景があった。だが、青田にあっては、スズメは害虫などを食べてくれるし、ふっくらなスズメは「食べ物に困らない」豊作の兆しの象徴であり、豊作の前触れともとることが出来る。だから縁起の良い鳥という事になるらしい。

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また、スズメは群れて飛ぶことから、「一族の繁栄」とか「子孫繫栄」を表わすとか、また、害虫を啄むことから「厄を啄む」ことも表わすと言う。

こんなことから、「福良雀」「福来雀」とも書いたりし、家紋さえなっているようだ。尚、スズメは竹やぶに巣があったりするので、しっかりと土に根を張る竹と合わせて描くことが多いとある。なるほどそれで我が家にも・・・家を建てるにあって、そんな願いを込めてあったのか、今になって分かった。

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但し、スズメが以前よりも少なくなっている気がする。スズメは人が居なくなると消える、そんなことも聞いた事がある。そう言えば、昨秋にダムに沈む村を通ったことがあった。まだ、家は残っていたのだが人はいなくなっていた。そこではスズメを見かけなかったもんナ~村はあちらこちらで限界集落になっている。また、空き家も増えている。

我が家ではエサ台を設けたら、飛んでくるのはスズメ。巣を組んでいるのは屋根の瓦の下だ。そこから、俺の餌をやる姿を見ているようだ。餌を置いて家に入るとほどなく餌台にやってくる。こうなると今後増々スズメが見えなくなるのではと懸念される。

こんな可愛い客なのだが、スズメは野生の鳥。家の中で飼ったりすることは出来ない。いわゆるペットには、法的に出来ないのだ。

昨日も、そしてきょうも雪。きょうは吹雪が止んだ時を見計らって餌をやった。すると集まって来た、来た。この連日の雪で、スズメたちも腹をすかしているようだ、明日は晴れるだろうか?晴れて欲しいな~そろそろ2月も半ばになる。

 

 

 

 

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覚林さん

秋田はふたたび冬にUターン・・・しかも”真冬日”だ。この天気、水曜日あたりまで続きそうだ。なかなか程遠い秋田の春である(´;ω;`)ウゥゥ

雪は今回7~8cmほどであるのだが、気温が低い・・・道路はアイスバーンだ。それに時折吹雪いた🌀ところで、下の写真を見て頂こう。ここは県道であり、この先の別の県道とつなぐことになる。そこで、ここは埋め立ても出来ず、橋になっている。その名も「仁賀保大橋」。橋はご承知の通り、道路上はとても冷えて凍る。ましてここは坂道であり、下りになると走行時危険になる。

そこでここには電熱が埋設されていて、冬でも真冬日であってもここには雪がない。もう一か所は象潟地域にある地下水を上げて、道路に終日放水されている場所があり、そこにも雪はない・・道のすべてがこうであったらと思うが・・・とても出来ない事。先ずは自ら安全走行を心掛けねばなるまい。

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雪になると、いつも集まるスズメたちにとっては気の毒だ。俺はベランダに出て餌もやれない。きょうは飛んできて、雪を散らして餌を探している。風さえなければ、ベランダに出れるのだが・・・これまたやむを得ない。

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ところで、「鳥海山・飛島ジオパーク」については日本ジオパーク委員会から再認定されたことをつぶやいた。これは、2016年に初認定されていたのだが、原則として4年ごとに認否されるもので、そのために本市では昨年に審査が行われていた。「鳥海山・飛島ジオパーク」は秋田県と山形県の県境をまたいだエリアで、秋田県では本市と由利本荘市、山形県では酒田市、遊佐町に及ぶ広大なエリアだ。

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   <ネットより  鳥海山と九十九島 >

この範疇にあるひとつが「九十九島」。田んぼの中に点在し、昭和9年に天然記念物に指定されている。周りが田んぼゆえ水を張られるとまるで島のようになるし、そこに鳥海山が映える。この島々は103ありかつては入り江の島々であった、それ故古くは松島と並ぶ景勝地であったようだ。ところが1804年の地震によって、隆起して陸地になった。

そこで藩では島を潰して新田として開発の話が持ち上がった。ここに一人の坊さんが登場する。かつては芭蕉はじめ、多くの文人墨客が訪れていたことから、この景観は後世に残すべきだと嘆願したという。その坊さんが、覚林というかん満寺の24世住職であった。その覚林は公家を頼って京に上り、一体が寺領になる。こうして藩は島に手をだせなくなったのだ。

しかし、覚林は藩の命に背いたとして捕らえられ、獄死した。従って、この覚林和尚がいなかったら、この景観が残らなかったかもしれないのだ。今の姿があるのは、覚林の命を賭けた物語が存在していた。

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ただし、こうした歴史の足跡も本市ではあまり知られていなかった。藩にあっては、覚林に関する多くの文献を処分していたこともあったからだ。そこで、俺の大先輩が「覚林和尚を顕彰する会」を立ち上げ、俺も誘いを頂き会員となった。この会では、様々に資料を集め、年譜を作り、功績を称える看板を建て、法要を毎年行ってきた。そして、今年、200回忌を行い、記念誌を発刊して会を閉じる事にした。

まちには「にかほ市の歴史ソング」”ふるさとの風になり”が作られ、その一節にこの覚林を歌った歌詞がある。

   象潟 島守り覚林さん
   あなたが護った 九十九島
   奥の細道 夢の跡
   ソヨソヨ ソヨソヨ
   あなたの想い
   ふるさとの風になって
   島から島へ 幸せ運ぶ

覚林がいなかったら、象潟が国の天然記念物や名勝に指定されることはなかっただろう、今回のジオパークの認定もなかっただろう。今流にいうならば、自然を護った先駆者ということになるのかも知れない。ただ、今回の審査でも指摘されたようだが、この島があるために農家は大変な労苦をしていることもある。大規模な区画の整理もされないことから、耕作放棄が進み荒れ地になっている田も広がっている。この課題をどうクリアして、後世に残していくのか、今度は現在生きている私たちに与えられた課題になって来た・・・

 

 

 

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余寒の雨

秋田県内では、あちらこちらで小正月行事のひとつである「雪中田植え」が、先月に行われた。

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田んぼに見立てた雪の上に、稲わらの束を植え込み、後にその稲わらの傾き具合やその他の状態を見て、その年の米の作柄を占うものだ。一時、途絶えたこの行事であったが、若者が中心になって復活させたと聞いている。その結果が2月に入って出たのだが、「管理をしっかり励行すればそれなりの収穫がある」との事。果たして、実際はどうなるやら・・・?

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   <上の写真2枚はネットよりのもの>

ところで、寒中に特に寒の入りから9日目に降る雨を「寒九の雨」といい、農家では豊作の兆しと言って喜んだ。実は、今年はその寒九の雨があったから、良いのではないか、ましてや”丑年”丑は農業にも関りある動物故、作柄には期待が持てる、そう思ったりしている。だが、昨年来のコロナ禍にあって、外食産業の停滞から米価は下落しているし、米の消費の減退が進んでいる。だから、豊作は懐を考えると良し悪し半ばということになる・・・。豊作になっても喜べないのである。

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きょうは朝から、終日、雨が降ったり止んだりの天気になった。言わば「余寒の雨」という事になる。この雨で雪解けがまた、一気に進み我が家の周辺ではほぼ雪が消えた・・・

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俺は昨日、まちの図書館に行って借りて来た1冊の歌集を読んだ。歌集の名は「路」、歌人は自らを”百姓路光」と号した齋藤路光。俺は会った事もないまちの著名な歌人であったらしい。勿論、その名を聞いたしいたし、まちでは彼の功績を称えつつ後に継ごうと「路光忌短歌会」として、2月には全郡を上げての短歌会を行っていた。

俺も短歌に入りたての20代に、この短歌会に出詠し歌会にも参加した。それで時には賞も頂いたのだが、当時の合評はすさまじいものだった。振り返りながら仲間たちに当時の事を話したりするが、当時の歌会はまるでケンカ腰のもので、ヘルメットを被って参加しなければと思うほどだったと・・・つまりはそれだけ真剣だったし、自らの短歌に自信をもって参加していたという事になるだろう。

路光は正しく百姓路光であった・・・農業をしながら歌を詠む。当時のことを、歌集のあとがきにあったが、歌会があって参加をすれば常連はお寺の坊さん、神主、村長、校長、それに村の識者。その頃の若手の路光は本を読めば「生意気だ」と言われ、そんな中でも短歌を詠んだらしい。

   歌を詠むただそれだけのこと嬉しうれしきままに詠みつづけ来し

   歌詠みて何になるかと妻が言う何になるとは我も思わなず

   ふぐりまでぬれしと言いてかじかめる手もて解くなり脚絆ともっぺ

俺なども20代から詠んでいるものの、ただただ馬齢を重ねているのみだ。一昨日の短歌も読者文芸に採られていたものの、大きく添削されていて、俺の短歌は「湯上りの柚子の香纏ううつし身をわれみづからがしばし愛しむ」になっていた。俺の原作には程遠いものだった。短歌を添削するとなると、助詞のひとつを変えるだけでは成立しない。それがよく分かるだけに、勉強不足を甚く味わった。

余寒の雨の日、朝から妻は昨日物置から出した雛人形の飾りつけをした・・・

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ひとつひとつの人形の衣装の細かな部分の紐を結んだり、烏帽子を被せたり・・・それも楽しみなのだろうが、よくもこうしてコツコツとやれるもんだな、忍耐強いんだな、ついそう思ってしまう。どこかのお偉いさんが見れば・・・「女性の仕事は時間がかかる」等と言うんだろうナ・・・。このままではコロナでのオリンピック・パラリンピックが開催出来ない話ではなく、そのお偉いさんの偏見で開催出来なくなりそうなのに、それさえ気づいていないし、これまた政府のお偉いさんから辞めろとの声も出ない、しかし、それを察知して自ら辞任する、なのに気づかないでいる、これを老害と言うんじゃないか、そう俺は思うのだが・・・

雪のほとんどはふたたび消えたのだが、明日はまた気温が下がって真冬日にUターンするようだ。

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”きんこ”のぶっつけ合い

「やっぱり故郷はイイナ~」、幼馴染のさこちゃんがそう言った。にかほに帰っていたのだ・・・だが、それは夢だった。明け方にうすらうすらしながら夢を見ていたようだった。目を覚まして・・・あれ?亡くなったんではなかった?何か夢が現実で、目を覚ましたのが夢だったような・・・おかしな朝になった・・・

居間に下りるとドスン・ドスン・・・やはりこれが現実なのだと目が覚めた。屋根から融け出した雪が落ちている音なのだ。きょうは時々日も差した。道路の雪は寄せられた雪の塊りが、芸術作品のように立っている。これが崩れるとまた路面に溜まる。そうならないうちに融けてくれると良いのだが・・・

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これが横手のように200cmもあったら、融け際が非常に危険なことになる。日が照って来ると、地温が高くなり融け出すのは地際からだ。そこから融けると当然に、積もっている雪のバランスが崩れて、路面に倒れてくることになる。俺の周辺のように10~20cmなら崩れても大きな事故にはならないだろうが・・・200cmもあったら・・・大変だ。

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さて・・・立春が過ぎたので、寒さも今後は”余寒”となる。ただ、余寒とは言いながらも、実は気温が一番低くなったりするのが余寒だ・・・この寒さで思いだすことがある。まだテレビが家庭に入っていなかった頃の事。子どもの遊びと言えば、竹スキーに橇に”きんこ”うちがあった。竹スキーは、河原竹を二つに折ってそれに足を載せたもの、その後、板になったが小学校低学年の頃はそれだった。

”きんこ”って確か言ってあったのだが、秋田の子どもの冬の遊びに載ってていなかった。図書館に行って調べたのだが、載ってはいなかった。その”きんこ”であるが、一言で言えば雪玉のことだ。初めはピンポン玉位に雪を固める。板に押し付けたり、また靴でころころ転がしたり、こうして徐々に固くしながら大きくする。たまには土を付けたりして固くしていく。夜には外の寒気にあてたりし、野球のボールほどにするのだ。

こうして固くなった”きんこ”を路面に置いたり、または雪の上に置いてぶっつけ合うのだ。相手のきんこを路上に置いて、勢いよくそれを目指してぶっつける。それを互いにやりあって、壊れた方が負けになる。その為に予備のきんこも作ったりして、大事にしたものだ。今になればそれも懐かしい。要するに雪玉のめんこ打ちのようなものだ。

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この年齢になると、そんな他愛無く遊んだことが思いだされる。勿論、これは男の子の遊びであったのだが・・・面白い遊びであったっけ!

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夜は「ダマコ鍋」だ。「きりたんぽ」のようなものだ。きりたんぽの代わりに焼きおにぎりの小さなものを、鶏肉を入れて食べる鍋だ。あぶらげにセリやネギ、糸コンニャク等々・・・寒い夜にはたまんない味だ。ああ・・・明け方に出て来たさこちゃん、故郷はいいな~ってこのなべを食べたかったのかも知れないな。東京ではこのようなもの、食べる事もなかったかも知れないからナ~

東京等では、すっかり春めいているようだ。色んな方のブログを拝見すると、梅が咲いたとか、蠟梅が咲いたとか、河津桜が咲いたとか・・・花・花・花のオンパレードだ。雪に埋もれているのは田舎だけか。日本の裏だもんな、生産性の低い地方だもんな、もう開き直るしかないナ~( ´艸`)あと二十日、3週間で秋田も春になるだろう・・・なってほしいものである。

 

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雪場の”盾”?

毎日雪の記事で恐縮である。周りを見れば雪しかない、そんな白い世界に住んでいるゆえお許し頂きたい・・・

とうとう横手市では積雪が2mを越えて、朝には203cmと報じられた。日中は大降りもなく、しかも午後からは気温がアップしたこともあって、夕方には190cmほどに下がったという横手市の積雪だ。同じ秋田県でも、このような状態を経験したことがないので、その実感が俺にはないのだが、ニュースなどを見ながら推測するならば、正しく危険状態とも言えるだろうし、住民は毎日雪との戦いであり疲労困憊であろうと同情する。

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この寒い時期、上郷地区にある小滝がどうなっているのか、結氷しているかも知れない、だったらそれを見たいと午後から出掛けた。行く途中にはふたつの水路の傍を通る。金浦地区に流れる白雪川の上流、それに、上郷地区の温水路・・・

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いずれも凍ってはいない。「働けば凍る暇なし水車」を思い出した。寒さよりも流れが強ければ凍らない。確かにそうだと思う。

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ここ上郷地区は、にかほ市では標高の高い地区に位置する。従って、積雪量も俺も地域よりも多い。そしてまた、防雪柵が・・・延々と・・・

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このような光景は、雪と縁のないまちではみることはないだろう。まるで戦場の盾のようにも見える、雪場の盾である。

こうして小滝に到着したのだが・・・小滝を見るには金峰神社の境内を通らねばならない。いざ、車を降りて向かおうとしたのだが、参道には雪がどっさり、従って、人の足跡もない。これではラッセルしなければならず、その勇気もない。・・・というわけで、小滝の結氷を見るまでもなく帰宅の途についた。

 

 

 

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秋田には春来るの?

関東には”春一番”が吹いたと言う。毎日、雪の中にいる俺にとっては、もう異次元の世界のように思える。春一番の吹く関東と雪に埋もれている秋田では、これが同じ日本かい?そう思えてくる。俺のところの積雪は、一昨日に「0」だったから、昨日からきょうにかけて降った雪が積雪量なので20~30cmか、横手市では195cmになったらしい・・・

朝の我が家の居間から、小鳥の餌台を見たら・・・

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ずんぐりと雪を被って、まるで”かまくら”のようだ。一晩でこんなに積もるなんて・・・でも、こんなに雪が積もっているが、やがてスズメたちがやって来た・・・

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行くところがないのだろう、ここなら餌があるかも知れない、そう思って集まったのだろうが、この天気では外に出られない。時折、物凄い吹雪になり、向こうが見えなくなる。皆、ぴったりと体を寄せ合っていて、可愛いのだが可哀そうでもある。

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夕方のニュースでは横手市の状況が流れた。ライトを付けながらの走行、やはり横手も吹雪いているようだ。

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それが夜になっても雪が降っているようだから、明日には200cmなっているような気がする。住民は来る日も来る日も雪との戦いで、もうすっかり疲れているようだ。その住民にインタビューしたら、「今度、生まれるときは雪のないまちに生まれたい」と述べていた。本音だろう、本心からそう思っているんだろうナ、そう思う。

叔母さんの確定申告で市役所に行った・・・途中、物凄い吹雪、いわゆるホワイト・アウト・・・全然前が見えない。だから進行出来ない。こんなときに対向車があったら大変!それに道路の雪が多く、除雪が追い付いていない感じ。従って、車のハンドルはとられて蛇行運転。やはりこんな状態では対向車に衝突しかねない・・・こんな天気の秋田!秋田に春が来るの?ついそう思ってしまう。

終日、きょうは荒れた。多いに荒れて、この先が心配になる。秋田空港はストップ、高速道も部分的にストップ。きょうは郵便の配達も中止になったようだ。きょう届くはずだったのが届かない所を見れば・・・この吹雪、道路状況からして配達の二輪車ではとても無理な話。

昨日の読売新聞を読むと、自治体の除雪費用が載っていた。

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記事によれば、今季の大雪で災害救助法の適用対象になったのは、横手市・湯沢市・大仙市・仙北市・美郷町・羽後町・東成瀬村の7市町村。このうちの3市の除排雪当初予算(約)では、横手市では11億円、湯沢市で18億円、大仙市で11億円。しかし、これでは不足と言事で、横手市では8億円、湯沢市では6億円、大仙市では5億円の追加を見込んでいるとの事だ。

こうなればたかが”雪”とは言っていられない。まちの財政を大きく圧迫しかねないのだ。やはり雪のないまちが良い!財政上も、また、健康上も雪がなかったらどんなに良いだろう・・・ふとそう思う。雪国に住んでいるのはハンデイが大きい。光熱費にしろ、燃料費にしろ、雪国でない地域との経済差は大きい。やはり、菅総理のようにこのような故郷からは逃れたいものだ。・・・が、今さら俺には出来ないこと。ここで耐えながら生きて行くしかないのだ。

明日はどうなるのか、この天気!秋田に春は来るのだろうか・・・???

 

 

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”春”なのに吹雪・・・

きょうは”立春”、暦の上では春。ニュースを見ていれば、沖縄ではチューリップが咲いたとか、九州では山焼きだとか、東京周辺では梅が咲き、蠟梅が咲いたとか、花の季節に入っているようだ。ところが・・・わがまちでは、真冬日だから最高気温も「ー以下」、それに時々吹雪き、俺も所用で街に出たのだったが、ホワイトアウト・・・車の前方の視界が「0」・・・これが明日も続くらしい・・・

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  <NHKニュースより>

手許にいつも置いている1冊に下記の本。その1ページが「立春」だ。

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そこには「立春とは、初めて春の兆しが現れてくる頃の事」とあり、この頃に汲んだ水を若水と言い、この水で入れたお茶を”福茶”とかつては言っていたらしい。それは旧暦のことであり、新暦の今ではもう死語になっているのであるが・・・春の兆しを感じるのはいつになるのか、秋田ではまだまだ遠い先の事か・・・・(´;ω;`)ウゥゥ

例年ならば、わがまちではこの日に「鱈祭り」、別名「掛魚(かけよ)祭り」が行われていた、奇祭と呼ばれるこの祭りには、大勢の観光客が訪れていた。今年は例のコロナ禍にあって、行事は神事のみだったらしい。俺は毎年、この祭りにはカメラを持って出掛けていたのだが・・・春を呼ぶ祭りだっただけに残念だった。その祭りの模様がネットに上がっていた(去年の祭り)ので拝借した。

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300年余の伝統のある祭りだ。日本海から獲れる寒ダラ、大きなものは10~18kgもある大タラ。これを二人で担いで、港から金浦山の神社に参道を上がって奉納し、漁の安全と豊漁祈願をする祭り。これを狙ってカメラマンのカメラが鱈に、担ぐ人らに向けられる。3年前にはこれを詠んだ俺の短歌が、東京の明治神宮献詠大会で特選に選ばれたことがあった。

先日に紹介したように、冬の日本海は特に荒れる。でも、荒れるからこそ魚の身がしまり美味しいのだと聞いた。確かにそうだろう。鱈は身も淡白で食べやすいのだが、白子にも人気がある。わがまちでは”ダダミ”と呼んでいて、この刺身がもう素晴らしい。わざわざにこれを食べたいばかりに本市に来られる人も多い。

今年はいずこでも様々な行事が中止になっている。雪国・秋田では冬に行われる行事が多い。それは冬に負けないという意気込みでもあるのだろう。ナマハゲも、雪のかまくらも、湯沢の犬っこ祭りや六郷の竹うちも・・・ほとんどが中止。このようなことがこれまでなかっただけに、意気消沈の秋田でもある。来年こそは、来年こそはこのような伝統のある行事の復活を願いたい。

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きょうの荒れ、明日の荒れが今季の最後のものになってほしい。

 

 

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節分

季節を分けるきょう・・・「節分」である。何と言う美しい日本語かと思う。節分の翌日は「立春」であり、暦の上ではあしたから”春”という事になる。

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   <節分・・・ネットより>

もうこの日になると、どこかしら気分も明るくなる。きょうは時々淡雪が、また小雨があったりし、明日からも天気予報には⛄もあるものの、暦の上とは言いながらもホッとする。これからは1日1日が春に向かう日であると思うと、気持ちが軽くなるのだ。我が家の前の雪は、夕べの雨ですっかりと消えた。

俺の籠り部屋に飾っているのは、数年前に出掛けた東京の錦糸町駅で求めた”鬼”

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この時季になるといつも飾っている。どこしらユーモアのある鬼で、恐さを感じさせない可愛い鬼👹

夜になって、俺は恒例の豆まきをした。豆まきは、洋室・和室を問う事もなく、家中の部屋部屋にする。「鬼は外!福は内!」これに続けて今年は「コロナも外!」。

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まく豆はその前に、お神酒と共に神に上げ、それから全部屋に・・・部屋は1階に7室、2階に4室、これに脱衣室、トイレ2か所。それに離れの部屋3,農舎や車庫・・・

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豆まきをすると思いだすのは父の事だ。俺の子どもの頃の父の豆まきは厳かなものだった。先ずは着るものが裃、玄関を開いて「鬼は外、福は内」と2回唱え、それから「天に花咲け、地に実のなれ」・・・最後にまた「鬼は外、福は内」と言って戸を閉めた。家族に遅くなる人がいると、帰宅するまでは豆まきをしなかった。この日、豆まきのときに外にいるのは鬼なので、帰りを待って行った・・・律儀な父親であった。

俺に子どもができると、父は孫と私服を着て豆まきをした。その頃は賑やかな豆まきだったナ~

今の我が家は妻との2人暮らし。俺は型通りの豆まき・・・

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終わってからは食卓の恵方巻を食べた。本来は1本ままで食べるようなのだが、俺は小口でもあるし( ´艸`)、他のものも食べたいから( ´艸`)・・・この方法が良いのだろう。食べるにあたっては方位もあるようだが、そこまでは考えないで腹に収めた。。。

”恵方巻”を食べる?このような風習は、元々秋田にはなかったものだ。だから、スーパーやコンビニの商戦にうまくのせられているなと思う。

豆まき後、俺は炙ったスルメでお神酒を頂いた。俺は昨夏からは、酒類は滅多に呑んでいない。勿論、外で呑むこともなくなったし、家中でも呑みたいという欲求も薄れて来たこれまた年齢?それもあるだろうが、酒は汗しないと美味くない。それに相手がいないと・・・だから、今夜はお神酒で酔っちゃった。

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ああ・・・あしたは「春だぁ~」

 

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人々の願い!

強い霜の朝だった・・・雪が光って眩しい朝だった・・・昨日と一転した天気☀こうして雪が降ったり、天気になったりしながら秋田は春に向かって行く。

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叔母さんから今年も確定申告を頼まれていたので、叔母さん宅に向かった。田んぼには、JAで”秋田の大地”という肥料散布をしていた。微量要素の散布だ。これを散布し米の食味を上げようと、ほぼ全域でこれを散布しているのだ。きょうは天気も良いから、気持ち良い作業だったに違いない。

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午後から、天気も良いのでぶらっと軽トラに乗った。写真を撮りたいものがあった。それは「塞の神」等の石碑、また石仏を撮りたかったのだ。白川静の「漢字百話」にはこんな文がある。”道路は外部の世界に連なる最も危険な場所”だと・・・。昔集落は、外からの野盗の襲撃もあっただろし、入って来る人間が疫病・災厄を持ってくるかも知れなかったのだ、その入り口が道路。

そんなことから、集落の入り口など境界にあたるところには、”塞の神”を祀って他からの侵入したり、邪悪なものを防ぐことにしたようだ。塞とは「さえ」又は「さい」と読む神様のことだ。昔は薬や勿論ワクチンなどなかった時代だ。神に頼んで、先ずは村に入らないように願う、それしかなかったのだ。そんな昔の石碑はわが地域にもあちらこちらに残っている。

そのひとつが「牛頭天王」であり、「ごずてんのう」と読む。これはそんな中でも一番大きなものだ。小国という集落にある。この牛頭天王は、京都八坂神社の祭神であり、疫病退散の神として祀られているらしい。これもそんなことから村の入り口に建っている。

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高さが3~4mあり、今にも倒れそうに傾いている。祈るしかなかった時代のもの、今の時世は道路からだけ入って来るとは限らないのだけれど、昔はこうしたことで防ごうとしたということは、それほど切々たるものだったに違いない。

古老に聞くと、かつてはこの集落では7月15日が祭典であり、碑の周りに集まって病魔降伏を祈願したという。赤痢やコレラが発生すれば、この前で百万遍念仏を行って疫病神を鎮め除災に努めたという。

俺はその足で、数ヵ所の集落に行ってみた。先ずはある寺にあったいくつかの仏像。

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次の集落の入り口には・・・幸福神と同時に???これまた願い?実は、村々の入り口には牛頭天王の他にもある。これらは総称して「塞の神」と呼ばれるものだが、「サエ」はさえぎる、せきとめるの意味を為す。そしてまた、サエは道祖信でもある。この塞神は性器神でもあるようだ。”秋田百科事典”にはそう記されている。

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大きな石の中にあった仏像。

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道路の奥まった場所にも・・・これが陰陽石、男神・女神であり、男神は本市の場合山間の集落には点在している。ただ、女神はなかなか見当たらない。ひょっとしたらここだけかも知れない。

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これはある集落にある梵字石。八幡太郎義家が先勝祈願で、矢で梵字を彫ったという言い伝えがある。縦横4mはあるだろう。よくみるとこの碑の上部に梵字がうっすらと見える。

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俺の子どもの頃は、この前に広場があって土俵もあったのだが、今はその名残もない。この前で遊ぶ子どももいないのだ。今はすっかり雪に覆われていて、春になれば草がぼうぼうの場所になっている。

困ったときの何とかとは言うものの、こうした石碑・石仏はいずれもやはり”人々の願い”がこもっているのだ。現在、コロナ感染者がなかなか収まらない。きょうの情報では東京の感染者が減少傾向を見せている。だが、このまま収まるとは想像できない。外出自粛にも気が緩んでいるようでもあり、ましてやお偉いさん方の行動をみれば、国民も自らに外出にブレーキを掛けれないでもいるようにも思う。もう少し、もうすこし各自で、自分に塞の神を抱いた方が良いように思う。

 

 

 

 

 

 

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