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無情な朝

あああ・・・何という事だ!もう言葉もない・・・😢

 

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午前7時半ころ・・・妻がサイレンが聞こえると言う。防火週間の始まりだろうと言いながらも、俺は居間のガラス戸をあけてみると、確かにサイレンだ!そうしているうちに、俺の携帯がなった。君の同級生のTさん宅で火災らしいよ・・・との事。慌てて外に出てみると、Tさん宅のあたりから煙が見える。

だが、今そちらに出掛ければ野次馬になる。消火活動に邪魔になるだろう・・・だから時間を少しおいて、8時15分頃に行った。本当だ。Tさん宅から黒煙がもくもく上がっていた・・・何という事だ、何という事態だ。俺はただただ立ち尽くした。呆然とするだけだった。

消防団の消火活動を見守っていたら、同級生のMさんがいたので聞いた。「家族は皆にケガなどねがったべが?」と、すると「誰もケガなどねえようだよ」。それを聞いて少しは安堵。

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Tさんは高齢の実父と透析に通院している夫との3人暮らしだ。長男は、農業するために日中は家にくるのだが、事情があって同居はしていない。火災の原因は、どうやら仏壇に灯していたロウソクではないかと調べているようだ。鎮火まで見守っていたが、確かに仏壇のあったあたりの屋根が抜け落ちていたから、火元としてみるのかも知れない。

Tさんは俺の同級生であり、幼馴染である。高校時代は〇〇駅から、ほぼ毎日いっしょに帰った。同級生であり、女性でありながら頼りにできるような性格であった。気性が幾分男性的で竹をわったようなサバサバしたところもあった。そのTさんには、恋の悩みも何度か打ち明け、アドバイスをもらったものだ。

Tさんもまた、農家の跡取り娘、二人姉妹の長女だったので農業高校に入学していた。そのTさんも農業クラブ(FFJ)の役員で、俺の配下にあった。そんなこともあって、一緒に帰ったものだった。俺の家とも4~500mと近い。ただ、間には小高い丘があるので、家は見えない。いつの間にか、”あのふたりは結婚するようだ”そんな噂もあったようだ。お互いに跡取り同士なら、家も一緒になればいいのだからと・・・

Tさんは20歳で養子を迎えた。婚礼はTさん宅の座敷。俺も案内を頂き披露宴に出た。そこで俺は酒を呑み過ぎた。頭がふらふらになって・・気がついたら牛小屋だった、俺をTさんが心配して見に来てくれ起こされた。Tさんの実父とも俺は懇意にさせて頂いていた。だから、結婚前のTさん宅には何度か遊びに行ったものだった。

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実はその牛小屋・・・その後花卉栽培を始めたTさん、その牛小屋を改造して作業場にしていた。ところが、4~5年前にその作業場から出火し、ふたたび立て替えていた。それが今度は家が全焼した。認知症の父を抱え、さらに透析の夫を抱え・・・ふたたびの火災・・・もう慰めの言葉も見つからない。Tさんの夫とも懇意にしていたが、病状はよくないようだ。

夕刻に分かったのだが・・・Tさんは煙りを吸って一酸化炭素の中毒が疑われ、病院に救急搬送されていたことが分かった。命に別状はないようだがTさん自体も決して丈夫なからだでないことは知っている。病院には見舞いにも行けない。今頃、病院のベッドでどうしているのか・・・夕方に妻と火事見舞いに行くと、息子夫婦がいた。こんな状態になったから、じいさんは施設に預け父は入院したと言っていた。

Tさんを思うと本当に辛い。これまで俺はなんどか助けてもらったのだ、一生のなかで二度も火災に遭遇するなんて、なんて・・・

 

 

 

 

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コメント

おはようございます。
もうなんと言葉をおかけしてよいのか
ただただお見舞い申し上げます。
火事は一瞬で何もかも失せてしまいますね。
Tさまを思う大将さまのお気持ちもお察しします。
お辛い朝でしたね。

投稿: マコママ | 2020年3月22日 (日) 08時06分

お友達・家族の皆様に大きな怪我もなく良かったですが、お友達のショックは大きでしょうね。
言葉がないですね。

じじも老夫婦だけの暮らしですから火災には日頃から気をつけていますが、火元の確認を再度点検する必要がありますね。

投稿: 京じじ | 2020年3月22日 (日) 08時38分

何と言っていいのか・・言葉が見つかりません。
高齢の方3人のご家族で、お友達はいっぱい、いっぱいだったのではないでしょうか。
ご自分の事を考える暇も無いくらい、お父様、ご主人様の
事が常に気がかりだったのでは・・と思います。
本当に身につまされます。
大将さんにとっては、親しい方だっただけに、辛いですね。

投稿: hana | 2020年3月22日 (日) 22時34分

マコママ 様

コメントを有難うございます。
本当に言葉もありません、一度の不幸がまたとは・・・友人としてもとても辛いです・・・。

投稿: でんでん大将 | 2020年3月22日 (日) 23時04分

京じじ 様

コメントを有難うございます。
それぞれが火の用心についてはしっかり
点検しているつもりでも、どこかしら
抜けたりするところがあるのでしょう。
もう一度、抜け目ないようにしたいと
思います。

投稿: でんでん大将 | 2020年3月22日 (日) 23時07分

hana 様

コメントを有難うございます。
色んな事が重なってしまい、どこかしらに
隙間があったのでしょう。言葉がありません。
それに入院したようですので・・・そのベッドで
どう過ごしているのか、気がかりです。

投稿: でんでん大将 | 2020年3月22日 (日) 23時10分

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