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用心

あの日から25年・・・

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1月17日・・・あの地震がなかったら、特別な意味を持つ日ではなかっただろう。あの日、淡路島北部を震源にした地震が発生。マグニチュード7.3だった。この地震では神戸市で震度7。亡くなった人が6,400人以上、負傷者が約4万人、全半壊した家屋が約25万戸・・・象徴的な映像が阪神高速道路がグニャグニャになったものだった。俺の目にもこの写真は今でも記憶に鮮明に残っている(ネットより)

あの日から25年・・・

きょうは一日、犠牲者を悼む祈りの1日になった・・・

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自然災害のなかにあって、地震だけは予告なしで発生する。それは”いつ””どこで””どのような規模で”発生するのか分からない。今の時季の午前5時46分はまだ薄暗い。起きている人よりも、まだ寝床に入っている人の方が多い時間帯だ。その時に地震の発生となると、逃げることなきままに犠牲になってしまう。

これからの日本をつくりあげていくであっただろう方々も、犠牲者の中にはおられたであろう、その方々を導いていかれる方々もまたおられたはずだ。そうした大事ないのち・・・いのち・・・いのちが失われたのだ。或いはたまたまこのまちにおられて、被災された方も多かったかも知れない。そう思うととてもたまらなくなる。

俺の同級生のひとりもこのまちに住んでいた。Kさんだ。Kさんは、被災される前に亡くなられていたのだが、家族はここに住んでおられたはずだが、どうだったのだろう・・・・

災害列島と言われる日本。この国に住んでいれば、地震に対してはいつも避難を考えておかなければならない、悲しきかなその宿命にあるとも言える。俺の地域だって、鳥海山火山帯が走っており日本海にも面している。だから、決して安全な地域でもない。その証拠にかつて海の浅瀬にあった島々が、周りの隆起によって、田んぼの中の島々になっている。

Photo_20200117213701 (写真はわがまちの九十九島、天然記念物に指定されている、干潟が地震で隆起し、それまで海に浮かぶ島々が、今では田んぼの中に残っている。)

我が家などは大きな地震にあったらひとたまりもないだろう。古い建物、屋根は重い瓦、今でさえ戸に隙間があったりしている。耐震化など勿論されていない。川にも近い。鳥海山は真上にあるようなものだ。だから地震や噴火があったりすれば逃げ場などないとも言える。

あの日、1月17日・・・大きな地震が発生した。たくさんの人々が負傷したり亡くなった。地震のまえにはひとたまりもない。おそらくその前日の16日は平穏な日であったのだろうと思う。翌日がそのような大地震に見舞われるなど、誰が予想をしていただろう。地震は常に人の前に立っていることを忘れないでいなければなるまい。

地震が発生すると良寛を思う。良寛は書でも著名な和尚である。こんな逸話が残っているという。村のある人が良寛に一枚書をかいてほしいと頼んだらしい。すると良寛はたった二文字で「用心」と書いたとか。何か他のことをと再度頼んだが、それに書いたのも「用心」だったらしい。頼んだ人はなんとか別の言葉を頼んだら、「ただ用心」と書いたと言うのだ。

用心にこしたことはない、それが大事なんだよとのことだったのかも知れないし、常にいつ何が起こるか分からないのだから、それには用心しかないだろう・・・そう言いたかったのかも知れない。含蓄のある言葉だと思ったものだ・・・

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先日に訪れた農業科学館に、かつての秋田の古い写真がいっぱい展示されていた。上の写真はその一枚だ。男児が自転車に乗っている。それも3人乗り、4人乗りをしている。今ではこんなことをしたらすぐに叱られる光景だ。だが当時の男児らはこうしたことも日常茶飯事だった。俺の小さい頃もこうだったのかも知れない。いずれ明日はどうなるのかは誰も分からない。

用心は心掛けねばなるまい・・・

最後に一言・・・今夜からあしたにかけて関東地方には「雪の予報」が出ているようだ・・・どうぞ、用心ください。

 

 

 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

地震による災害は本当に恐ろしいですね。あの時もじじの所では震度5強の揺れがあり、家が揺さぶられるような感じでした。
その後も大きな地震が起こり甚大な被害が出ています。
今、南海トラフの大地震も予想される中、普段から物心の備え、用心が必要だと改めて気を引き締めたいと思います。

投稿: 京じじ | 2020年1月18日 (土) 09時04分

あれから25年も経ったのですね。
両親、兄弟を亡くし、奇跡的に一人だけ助かった幼児は、
祖父母に育てられ、入学式も授業参観もいつもおばぁちゃん。
今は、母親代わりのおばぁちゃんを、車椅子に乗せて、
押して歩く、優しい青年に成長していました。
成人式で大暴れしていた青年たちに知って欲しいものです。
東京直下型地震が、いつ来てもおかしくない状態と言われています。
必需品を供えても、家が潰れてしまったらどうにもなりません。
離れた避難所に行くことさえ 無理と言われています。
心の準備と、覚悟だけはしておかないと・・・・。
東京も午前中から午後にかけ、雪が降りましたが
夕方にはすべて消えて無くなりました ⛄❅❆

投稿: hana | 2020年1月18日 (土) 20時28分

京じじ 様

コメントを有難うございます。
地震は本当に怖いですね・・・予報と言ってもほんの何秒も前でないと分かりませんから、とっさの判断が必要とされます。日ごろの用心しかないでしょう・・・
先ずは穏やかな列島であってほしいものです。

投稿: でんでん大将 | 2020年1月18日 (土) 21時03分

hana 様

コメントを有難うございます。
台風も洪水もある程度の予報で判断できますが、地震はそう行きませんね。なるだけ穏やかであってほしいと祈るのみです。あとは人間は用心が第一でしょうね・・・
地震に遭遇しても、そのような生き方をされたという青年・・・胸が詰まります。今後の人生に幸多かれと願っています。

投稿: でんでん大将 | 2020年1月18日 (土) 21時08分

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