« 妻は”洗濯魔” | トップページ | 涙・・・祈りと悲しみ・出発と歓喜 »

原発に追われた子ども達

NHKスペシャル「15歳、故郷への旅」が今夜放映された・・・

現在15歳と言えば当時は9歳、小学校4年生か。その子ども達は原発から追われて、故郷を離れた。東日本大震災での原発事故。追われるように故郷を離れなければならなかった。

安全の面から、避難指示区域への立入りは制限されている。我が家であろうと入れない。ただし、一時帰宅は認められている。それも年齢制限があって、許可が出るのは15歳からのようだ。

きょうは15歳になった当時の4年生が、親と共に故郷に向う姿を追っていた・・・

018 

学校やなじみの公園、保育所、そして自宅に向った15歳の子ども達・・・

002 

009 

その子ども達のコメントが痛々しかった・・・「この思いはずーっと引きずっていくんだろう」「もう宿命なんで受け入れるしかない」、笑顔で語る子ども達がむしろ胸に突き刺さって来た。

見るも無残な自宅・・・

そこでみつけた、笑顔いっぱいの家族写真。春になれば着るはずだったセーラー服。ピアニストになることを夢見て、懸命に練習したピアノ。

011 

012 

いたたまれない気持ちになった俺だが、現実に向き合っている子ども達の姿の責任は大人達が作ったものだ。夢の電力と喧伝され、大人たちは原発を作った。当時は、誰もが素晴らしい、夢の電力と信じて疑わなかった・・・

俺も青年会当時、研修視察に東海村まで行ったことがある。その抱いた夢が、とてつもなく子ども達に大きな負担をかけたことになった。震災は自然災害とも言えるが、原発事故は人為的な災害だ。

006 

夢を見る盛りの15歳、その15歳の胸に重い思い出を残してしまった大人の責任・・・俺も改めて原発の怖さを認識したし、原発のあり方ではみんなで考えなければならない問題だろう。

     <写真はNHKスペシャル ”15歳故郷への旅”より>

|

« 妻は”洗濯魔” | トップページ | 涙・・・祈りと悲しみ・出発と歓喜 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

でんでん大将さん、こんばんは。

この番組はみていませんが、大将さんのブログを読みながら、私達は誤りを犯してそれを将来の子供達に負わせてしまった気がしてなりません。

地震はどうしようもありませんが、原発事故は私達が作りだしたものです。安く大量の電力を東京に送り出し、便利さを追求してきました。もしもの時に制御出来ず、その後の核のゴミのことも知らん振りしてきました。

東京の大都市へ電力を供給するために田舎に危険な原発を作り大都市はより発展する。日本の安全保障と言いながら小さな沖縄にだけ基地が集中する現実。 大多数が反映すれば少数派は黙っておくことを強制させられる今の日本。

もう少し1人1人が貧しくても幸せな暮らしを求めることをやらねばと思ってしまいます。

済みません、横に逸れてしまいましたが、東日本大震災から6年目を思いながら、大将さんが書いている子供達に重荷を負わせた大人として反省しています。

投稿: omoromachi | 2017年3月11日 (土) 00時52分

東日本大震災では地震もさる事ながら、
それによる津波と原発事故が更に大きな災害をもたらした。
取り分け、原発は安全神話の塊のように信じていたもが、
敢え無く崩壊し放射能の恐ろしさを再認識させる事態となった。

その中で今、原発を再稼働させる、行き場のない核廃棄物、それも飽和状態にも関わらず稼働させる、核の最終処分は見えていないのに。

投稿: 京じじ | 2017年3月11日 (土) 07時52分

こんにちはぁ
あれから6年です。
そうですね~お子さんは一番の被害者。
原発・・廃炉にするにも何年かかる??
風化させないようにとはいえ・・
観るのが心が痛い。

投稿: ヒナタ | 2017年3月11日 (土) 16時22分

六年経ってもまだまだですね。
忘れてはいけないです。
原発事故は、人災、改めて放射能の怖さを感じます。
またいつ同じことが起きるかもしれない。
便利快適な生活に慣れた私たち大人はよく考え行動を起こさなければなりませんね。
なによりも未来ある子供たちのことが心配です!

投稿: みい | 2017年3月11日 (土) 19時52分


omoromathi 様

有難うございます。
俺の言わんとしていることに、理解を頂き有難うございます。
結局は地方は地方、いつも弱いところが、大都市の犠牲になっている現実です。俺の友人はいつも言います。国会の傍に原発を作れと。
電気の恩恵を受けてはいるものの、俺たちは俺たちで、生活を考え直したり、また、原発に頼らない政策を国に求めなければならないと思います。

投稿: でんでん大将 | 2017年3月12日 (日) 07時10分


京じじ 様

歴史の中で、俺たち世代は後世に対し、大きな誤りを犯したのかも知れません。原発という、大きな遺物を作ったことを。
であればそれの解体を進めなければ、とんでもないことになってしまうでしょう。その為には、俺たちもいささか生活を再考することも必要でしょうね。この番組に、いたたまれませんでした。

投稿: でんでん大将 | 2017年3月12日 (日) 07時16分


ヒナタ 様

6年とは早いものですね、しかし、原発の事ではなに一つ解決策が見えない状況です。国は大きな間違いを起こしましたし、何の知識を持たない国民とは言え、やはり責任があるだろうと思います。元の状態には絶対に戻ることはありませんが、避難されておいでの方々を故郷に帰れるようにしてほしいももです。

投稿: でんでん大将 | 2017年3月12日 (日) 18時51分


みい 様

あの日から6年、子ども達も大きな傷をおいました。
国の責任であり、大人の責任でもあります。
一刻も早く普通の生活に戻れるよう、施策を講じてほしいものです。

投稿: でんでん大将 | 2017年3月12日 (日) 18時55分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1268142/69878133

この記事へのトラックバック一覧です: 原発に追われた子ども達:

« 妻は”洗濯魔” | トップページ | 涙・・・祈りと悲しみ・出発と歓喜 »