« 輝く鳥海山 | トップページ | 六ちゃん、ありがとう。 »

終わりと始まりの中で・・・

きょうから「3月」だ。3月と聞けばやはり=春という連想になる。ただ、それでも風は冷たいから、所謂”光りの春”とでもいうところだろう。

秋田県の高校ではきょうから卒業式だ。わがまちの仁賀保高校でも卒業式が行なわれたようである。秋田県の高校生の卒業後は=「県外」が多い。予想では来月1日には、県人口が100万人を切ると言われている。最高時には130万人の人口であったのに、今後もさらに減少は進み、25年後には80万人との推定さえ出ている・・・

いづれ3月は「終わりの月」であったり、そこからの「始まりの月」になったりしている。

1日入園も間近い孫のひいちゃんは、その日の来るのを心待ちしている筈だ。ひいちゃんにとっては、正しくスタートの月、始まりのはじまりと言ったところである。

001

食卓に上がっていたのは、妻が読み聞かせで行っている小学校からの感謝状だ、10数人が月何回か出向いて、読み聞かせのボランティアをしており、昨日が今年度の最終だったらしい。そこで子ども達からお礼を頂いたようである。

引き続き来月からも継続されるようだが、一部の方は昨日で終わりと言う方もおられたようだ。自分の足も覚束なくなってとの理由のようだ。妻は来月からも続けるようで、今の妻には生き甲斐のひとつにもなっているみたい。

002_3 

従って、妻の読み聞かせは終わりであって、始まりということにもなる。役に立つようであったら、それはやる方がいいだろう。人様の役にたっていられるならば、その方がいいだろうと俺も思う。

先日の新聞記事である。秋田魁新報に写真入で大きく報道されたのが、冒険家・阿部雅龍さんだ。彼は現在34歳。過去には北極圏単独徒歩行を3回行なっている。そして、今度は人力車を引いて日本を縦断する計画で、先月24日に鹿児島県の開聞岳を出発。今年の10月まで神社を巡って、最後にはわがまちに入る予定の約6千キロの旅だ。

004 

最後はなぜ?わがまちに・・・

実は北極圏の歩行も、今回の旅も日本人で初めて南極探検した白瀬中尉の墓があるからだ。彼の夢は白瀬にあやかって、南極冒険を夢見ており、すべてはこれを実現する為のものなのだ。皆さんのなかで、もしも彼を見つけたら是非声援をお願いしたい・・・

彼はこれからの夢に向ってのスタートをしたのだ。

先月に俺は下の写真の文庫本を読んだ。

003

どこかしら俺の青年時代の無鉄砲さとダブルようで、読んだ1冊である。話は主人公の16歳の徹平が夏に家出をするのだ。夜行列車に揺られ着いたのが北海道である。この辺りは俺のプチ家でのそっくりなのだ。

徹平も俺と同じように、北海道の方々の優しさにつつまれて、旅をし最後は礼文島にたどりつく。益々俺と似てくる。しかし、その先は俺とは大きく違ってくるのだが・・・考えれば徹平もひとつの旅を終えるのだが、でも、それは大人の自分への出発でもあった・・・

人間は息が絶えるまで、実は終わりと出発の繰り返しのような気がする。実はそれが人間なのだと思う。ひとつの目標を達成すれば、新たな目標がわいてくるように、即ち人間は常に出発する事によって、張り合いも生まれるから、それでいいのだと思う。

ただ・・・

俺の母のことでは何度かこれに記述した。もう100歳を間じかにしている母である。認知症も患い、とうとう歩行が困難になって昨年8月には施設に世話になった。その母のことで、医師から妻が呼ばれて行った。そうしたら、先月までは妻の名も言っていたというが、最近はほとんど反応がなく、そろそろ終末のあり方を考えた方がいいとのことだったようだ。

母にはもう出直しという出発がないようだ・・・そのことは当然ながら俺も考えなければならないことになる。

|

« 輝く鳥海山 | トップページ | 六ちゃん、ありがとう。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
 お孫ちゃんいよいよ入園なのですね。
どんなにかお楽しみな事でしょう。
元気で通園してお友達沢山出来ますように・・・。

 奥さま、長い間「読み聞かせ」を続けられて
頭が下がります。生徒さんたち楽しみしていらっしゃると思いますので、お続けくださいますように・・・。

 お母様、ご心配と思いますが、夫の母も認知症を患い、入院生活が続きました。
そしてまだ存命中でしたが夫と葬斎場巡りを致しました。当時夫はまだ現役でしたから、色々と大変でしたよ。イヤな事を書いて失礼お許しくださいませ。
 

投稿: マコママ | 2017年3月 1日 (水) 22時24分

「終わりと始まり」いい言葉ですね。
一つのことが終わり、新たに次のステップに進む。人生はこの繰り返しのように思います。
でも、それができなくなれば、少し寂しいですね。
いづれ訪れるその時まで頑張りたいと思います。

投稿: 京じじ | 2017年3月 2日 (木) 07時49分

奥様の読み聞かせ
素敵なことですね。
あたたかい感謝状、
きもちがほっこり。

冒険家のかたって
勇気も行動力もあるのだろうなぁ・・。

お母さまのこと、
なんと言っていいかわかりませんが
誰もが直面する親の老いは
せつなくて
でも現実ですね。

投稿: ホシノ | 2017年3月 2日 (木) 12時40分

入園おめでとうございます。ヽ(´▽`)/
奥様も感謝状さぞかし嬉しい事でしょうね。

お母様は・・・長生きなさいましたよね。
誰でも来る現実ですね。

投稿: ヒナタ | 2017年3月 2日 (木) 16時35分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1268142/69772366

この記事へのトラックバック一覧です: 終わりと始まりの中で・・・:

« 輝く鳥海山 | トップページ | 六ちゃん、ありがとう。 »