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節分です・・・

何と美しい言葉なんだろう、俺はそう思う。季節の分かれ目と書いて「節分」とは・・・。日本人の独特の感性のある言葉なんだと思うのだ。まして、これを境にして暦は春にと向かうのである。その初日が立春、それが明日になる。

俺は1月はことのほか、長かったとの思いだ。叔父さんの不祝儀に始まって、俺は風邪をひいた。そして、その薬で胃を痛めて、消防の出初式も、また成人式も欠席した。更には痛烈な寒波だ。本当に長い今年の1月になったのだ。

それがきょうの「節分」、どことなく安堵感に満たされている。

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俺は夕刻に、家の一部屋ひとへやに、さらには農舎にも離れの部屋にも・・・「鬼は外、福は内」と豆をまいた。勿論、トイレにも脱衣室もみなみなに、節分の豆をまいた。

亡き父は裃を着て、家の中に「鬼は・・・天に実となれ・・・」等と豆をまいた。季節の大きな変わり目、つまり冬から春になる儀式との捉え方をしていた記憶がある。俺はそこまではいかないものの、寒波の中での豆まきだ。声をやや強めて豆をまいた。

かつては父がいたころは、俺の子どもも一緒になって豆まきをした。それがとても懐かしい。今でも子が大きな声で、「鬼は外、福は内」の声が耳に聞こえてくる。

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この子ももう2児の父親だ。マンションでも豆はまいただろうか・・・孫といっしょに?当時は、何げなくやっていた季節の行事も、はるか彼方にもなってしまって、それだけに無性に懐かしさが込み上げてくる。

Photo

ところで、昨今は大豆をまかないで、落花生をまく家も多いようだ。拾ってたべることなれば、やはり殻のついたその方が良いかも知れず、我が家でも家の中にまくのは大豆だが、食べるのは落花生だ。何しろ年の数だけ食べなければならないとなれば、大豆では硬くて歯も立たないし・・・

全国的にも色んなまき方があるようで、NHKニュースでもそのことを取り上げていた。

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あれっと思ったのは、豆といっしょにチョコをまくという場所もあって、節分の豆のまき方も変わってきたと思っている。行事もまた、時代と共に変わっていくのかも知れない。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

季節の分かれ目とすると、節分は年4回あるわけで、なぜ立春の節分だけ豆まきするのでしょうかね。
子供が小さい時は家で豆まきしたものですね。今ではしなくなり、懐かしい思い出です。

それにしても豆まきは大豆でしょう。チョコレートとか落花生とか業界の思惑が垣間見られ、マスコミが宣伝しているように思います。へそ曲がりなじじですが。

投稿: 京じじ | 2017年2月 4日 (土) 07時31分

チョコをまくというのは
びっくりしましたが、
形を変えてでも
こうした文化が残っていくと良いと思っています。
でんでんとっちさんの
豊かな感受性を感じた
日記でした。
日本の言葉、
美しいですね。

投稿: ホシノ | 2017年2月 4日 (土) 12時20分

こんにちは。
昔からの習わしは
ずっ~と変わらず伝えて行きたいですね。
いつの時代も・・
人は幸せになりたいと願った心は
同じなのですから(*^_^*)

投稿: | 2017年2月 4日 (土) 13時24分

こんにちは。
 我が家はマンションですから外は「ベランダ」です。
夫が今そのお豆さんを片づけておりますよ。
歳の数だけはとても頂けないので毎年1粒を4歳に
換算して頂いております。

大将様宅へも沢山福が沢山訪れましたね。

投稿: マコママ | 2017年2月 4日 (土) 13時42分

豆まき玄関だけまきました。
大豆・・・
子供が小さい時はやりましたね~
大きな声で・・最近聞こえない。
会社の人もお菓子まくと言ってた。
テレビで見たから~と(笑)
恵方巻も昔はなかったしね^^

投稿: ヒナタ | 2017年2月 4日 (土) 15時17分

こんばんはnight
私が子供の頃も節分にまくのはお菓子でした。
お庭外、福は内・・・一部屋に家族が集まってお菓子ひろいでしたnote
節分用のお菓子が時期になるとお店に並びました。
裃を着た豆まきを経験されているなんてびっくりです。

投稿: 草もみじ | 2017年2月 4日 (土) 20時08分


京じじ 様

子どもがいないとなかなかやらない家庭が多いようですね、豆まきは。でも、確かに商業主義に利用されている面もあるように俺も感じます。
恵方巻などなかったのですが、スーパーやコンビニではそれが売られ、さも秋田にもあったように仕向けられているような気もしますね・・・

投稿: でんでん大将 | 2017年2月 4日 (土) 21時06分


ホシノ 様

世界に類のない「短歌」や「俳句」、これもまた日本人の感性が生んだ短詩だと思います。だからこそ季節にも敏感なんでしょう、「節分」「春分」「秋分」何て美しい日本語かと思います。

投稿: でんでん大将 | 2017年2月 4日 (土) 21時09分


舞 様

謂れはともかくとして、綿々と続いている日本の風習でしょう、節分のこの豆まきも。
後世に伝えたい文化だと思います。

投稿: でんでん大将 | 2017年2月 4日 (土) 21時13分


マコママ 様

有難うございます、いっぱいの福を頂きました。
ただ、俺も年の数だけの豆は頂けません。落花生をほどほどに頂きましたdelicious
息子もマンション住まいなのですが、子供たちと豆まきしたとの写メール届きました。

投稿: でんでん大将 | 2017年2月 4日 (土) 21時17分


ヒナタ 様

テレビでは保育園の豆まきがでますが、今年も放映されました。鬼に負けないで豆をぶっつける子、泣いて保育士さんに抱っこしている子、それぞれを可愛く観ていました。
こちらにも恵方巻の風習等はありませんでした。

投稿: でんでん大将 | 2017年2月 4日 (土) 21時20分


草もみじ 様

俺の子どものころの父の豆まきは、裃を着ての豆まきでしたね。そして、農舎・車庫・家の部屋すべてにまいたものです。俺は昨日は普段着で、ひとりで豆まきでした。父は厳格で、家に帰っていない家族がいれば、帰って来てからまきました。外にいるのは「鬼」だからです。

投稿: でんでん大将 | 2017年2月 4日 (土) 21時25分

豆まきの豆を炒り、恵方巻の巻き寿司を作り、おまけに孫が風邪ひいて寝込んでいたので、相手をして、と大忙しでした。私も小さい頃は父が升に入れた豆を家中に撒いていました。居間や玄関はもちろん、トイレや蔵の中、牛小屋にも撒き、邪気を追い払ってくれました。春を呼ぶ懐かしい行事です。今年は私と男の子孫と二人で撒きました。イワシを食べることもします。ヒイラギにイワシを挿して家の前に置き、それから食べることをした時もありますが、今年は忙しくてただイワシの一夜干しをたべました。商業主義に乗って、巻きずしを丸かじりしました。豆は年の十分の一の数だけ食べました。

投稿: はるか | 2017年2月 5日 (日) 11時13分


はるか 様

やはり豆まきは子供の頃の思い出に繋がりますね。
豆をいれる升に、わが家では炭と煮干しを入れていました。或いは、イワシの代替えであったのかも知れませんが、なぜそうしたのかは分かりません。
今年は義母さんのこともあって、お孫さんとの豆まきでしたか。早くはるになってほしいものです。

投稿: でんでん大将 | 2017年2月 5日 (日) 14時36分

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