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秋田の冬祭り  ②

時々、雪が降ってくる・・・ふんわりふんわりした雪だ。淡雪である。寒いさむいと言っている中にも、ほんのちょっぴりだけれども”春”が混じって来たようだ。淡雪は地上に着く前に融けたりするsnow

俺はきょうも家に籠もっている。だが、症状が悪化しているのではない。昨日は会議があったのだが、俺の手帳にはこれから金曜日までは白い。だから、散らかしているpcの部屋兼ピアノの部屋の整理だ。

4時からはtvを・・・「さだまさしコンサート 国際フォーラム」を観た。俺は彼の「案山子」が大好きで、これを歌うかも知れないとの期待を持って。はたしてそれが後半に歌ってくれた。応援として、指揮者の佐渡裕さんがフルートを吹いてくれて、最高の「案山子」であった。

泣けるような歌は多いのだろうか・・・俺はこの「案山子」を聞くと、子どもたちのかつてのことを思い出して泣けるのだ。泣けるのだが好きなのだ、この「案山子」は。

俺の反対を押し切って、長女は俺から逃げるようにして、遠い福島の大学に入った。俺は長女ということもあってか、何としても近くに置きたい、俺のわがままだったのだが、そこに行けばもう手の届かない所に行くような気がして、賛成はとても出来なかった。

「元気でいるかい?お金はあるか?友達出来たか?・・・」と呼びかける歌詞、曲調は静かなのだが、俺のこころはもう何と言っていいのか、もうズタズタになる。あの頃、俺の冷たい視線を「こんな親がいるのだろうか?」そう娘は思ったに違いない。

今となっては詫びようもないのだが、今の俺にとっても気をつかってくれる、心配してくれる。まるで過去のことはなかったかのように・・・「案山子」では、遠方に住む息子を思っての歌詞なのだが、娘であっても思いは同じだろう・・・

俺は例えば・・・こんな形相をしていたのか?

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秋田では一番有名なのが、この「なまはげ」だろうか。冷たい俺の視線は、娘にはこんななまはげにみたいだったのでは?まさかとは思いながらも・・・weep

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いづれ年末のニュースなどではおなじみだろう。何で子どもを泣かすのだ、いじめではないのか、等と言われることもある。これは「怠けものはいねが~」と戒めるのがなまはげなのだ。

このような行事は、わがまちにも残っている。顔を炭で黒くして家々まわり、「あまはげ」と言っている。正月から怠けては、1年中なまけるぞ!それを戒めると言う、その化身がなまはげであり、伝統行事なのである。

さて、こちらは一転して、こちらは優雅な・美しい冬の祭りだ。県内では、神社に梵天を奉納する祭りは多いのだが、この大仙市ではそれが川を渡るのだ。水面にそれが映り、カメラマンはそれを捉えようと集まってくる。

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俺の次女が嫁いだ地域の優美な「川を渡る梵天」である。

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秋田の冬祭りはきょうが2回目。各地にそれぞれ独特の祭りがあるだろう、でも、冬に秋田では祭りが多い。それは、やはり厳しい冬を乗り切って行こうと言う、叫びとも言える。そうでもしないと気持ちが折れてしまいそうな厳しい季節なのだ。

秋田県出身の菅官房長官が、くしくも昨日の参院の予算委員会で答弁していた。「冬の厳しさは、住んでみないと分からないだろう・・・」と。本当にそう思う。俺等は趣味も多いし、時間はいくらあっても足りないような人間なのだが、そうでもなかったらこの厳しさは・・・

それ故もあってか、冬分の自殺者が多いのも秋田県の実態である・・・

1月もきょうで終る。明日はもう2月、この週末は節分、そして立春だ・・・暗い気持ちにもいささか明りを見出している。

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コメント

さだまさしさんの案山子、親元から離れた当時の長女さんへの思いとかぶりますね。
長女さんの決心は親として、一言言いたくなるのはわかります。でも、今では親思いの長女さんですからいいのではないでしょうか。

それにしても、冬にお祭りが多いですね。

投稿: 京じじ | 2017年2月 1日 (水) 08時11分

お嬢様とのエピソード
なんだかとても
胸に響き、
父と私のことを考えたりして・・
私も大学進学から故郷を離れていたんです。

さだまさしさんは
夫と同郷の長崎の出身ということもあるのか夫が
大ファン。
車でCD聴いていて
私もすっかり好きになりました。
「防人の歌」とかすごい!と思いました。
「案山子」も胸に響きますね。

投稿: ホシノ | 2017年2月 1日 (水) 12時10分

さだまさしさんの歌~泣けますね。o(;△;)o
よく、うちの旦那が歌ってたなぁ~
やっぱり、娘は近くに置きたいですよね。
でも、早くから離れると大人になります。
親のありがたみが分かったみたいです。
ウチの上の娘は・・・(笑)

投稿: ヒナタ | 2017年2月 1日 (水) 14時14分


京じじ 様

娘はまったくなかったように振る舞い、むしろ俺たちのことを、この俺を何かにつけて気遣ってくれます。俺は本当に冷たい男親でした・・・だからなんでしょうね、「案山子」が俺の胸をえぐるのは・・・

投稿: でんでん大将 | 2017年2月 1日 (水) 22時16分


ホシノ 様

俺は娘にとっては何とも冷たい親でした・・・
ホシノさんも大学進学で親元を離れたのですね。でも、お父さんは俺みたいではなかったでしょうね・・
頑張る娘でしたから、誇りに思っていた長女でしたから、それが冷たい仕打ちになってしまいました。
ホシノさんは、この間も親孝行されたようでしたが、今後もどうか親孝行をと願っています。

投稿: でんでん大将 | 2017年2月 1日 (水) 22時23分


ヒナタ 様

娘さんは遠くに嫁がれたのでしょうか・・・
子は近くに置きたい・・・は、いづこの親も同じなんですね。
「案山子」は本当に泣けますweep

投稿: でんでん大将 | 2017年2月 1日 (水) 22時26分

娘は県内の郡山に居ます。
だから・・1時間半かければ会えます。
ただ、高卒で郡山の短大に行きましたから~
震災の年に・・心配でしたよ~(>_<)
でんでんとっちさんの娘さんは他県に行かれたから~
それは、お気持ちお察し致します。

投稿: ヒナタ | 2017年2月 2日 (木) 18時39分


ヒナタ 様

有難うございます。
娘は福島の短大で茨城の方と出会い、そちらに嫁いで行きました。だから、滅多に会うことが出来ません。今では電話もあるからとは言いますが、やはり秋田と茨城とは遠いです。

投稿: でんでん大将 | 2017年2月 2日 (木) 21時01分

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