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象潟はうらむがごとし

午後9時、tvBS朝日の「新・にほん風景遺産」で当市の「象潟・九十九島」や「鳥海山」が紹介された・・・

以下の写真は、そのテレビからのもである。

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秋田県民歌の冒頭は・・・「秀麗無比なる鳥海山よ・・・」で始まる。わがまちはその鳥海山の麓に開けたまちだ。

その鳥海山が紀元前466年に噴火、大規模な山体崩壊で土砂が日本海に流れ込んだ。それで浅い海と多くの島々が出来た。やがて、堆積作用によって仕切られ潟湖が出来た。島々には松が生い茂り、九十九島の景色となった・・・

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いかし・・・

1804年、象潟地震に海底が隆起し、九十九島も陸地化した。それが今の風景だ。

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陸地化したことから、本荘藩の干拓事業、即ち、水田開発がされようとしていた。そこに、立ち上がって開田阻止を訴えたのが、住職・覚林であった。彼は死を賭して九十九島の光景を護ったのだ。このことは今年の1月に、その記事を掲載したことがある。

島は今でも残っていて、天然記念物ともなっており、一昨年に名勝ともなった。

残念ながら、海に浮かぶ島ではなくなったが、周辺の田んぼに水が張られると、当時を彷彿させる光景になる・・・

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かつては松尾芭蕉が、最北の地として象潟を訪ねた。その時に詠んだ句が「象潟や雨に西施がねぶの花」が残されている。

その”奥の細道 ”では、「松島は笑うがごとく象潟はうらむがごとし」と記している。

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コメント

地球の壮大な営み歴史が、今日の姿としてあるのですね。
ただ、そこには一人の僧侶の戦いもあり、景色が保存され、今日の名勝に繋がったのですね。

投稿: 京じじ | 2016年7月27日 (水) 07時42分

海だったのですか??catface
僧侶がたった一人で阻止って・・・
スゴイ。その土地の歴史調べてみるのも
いいかもしれませんね^^

投稿: ヒナタ | 2016年7月27日 (水) 15時08分

こんばんはcloud
「新・にほん風景遺産」見ましたtv
鳥海山から流れ出る水があまりにきれいで、冷たくて(笑)飲んでみたくなりました。
冷たい水は稲を育てるには向かないのに、米どころで有名になっていて、そのご苦労がちょっとだけわかりましたm(_ _)m。
私個人的には、早苗田に映る鳥海山を写したいcameracameracameraと思いましたpunch

投稿: 草もみじ | 2016年7月27日 (水) 19時17分


京じじ 様

そうなんです、大きな力に抵抗したために、覚林和尚は獄死しました・・・でも、彼の抵抗がなかったら、九十九島はなかったかも知れません。

投稿: でんでん大将 | 2016年7月27日 (水) 22時29分


ヒナタ 様

地震で海が隆起した・・・それを証明している大きな石もあります。地震で地形が変わったのです。今も海であったなら、松島以上の観光地だったことでしょう・・・

投稿: でんでん大将 | 2016年7月27日 (水) 22時31分


草もみじ 様

テレビを拝見して下さった由、有難うございます。
例年、俺は早苗田に映る「逆さ鳥海山」をブログアップしています。俺も好きな風景のひとつです。

投稿: でんでん大将 | 2016年7月27日 (水) 22時35分

そうなんですね。地震で地形が変わったんだ~
5年前の震災でも、少し地形変わってますよね。
恐ろしいけど・・素晴らしいかな??

投稿: ヒナタ | 2016年7月28日 (木) 14時04分

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