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美味しい米作りのために。

もうすっかり春の装いのわが地域clover田んぼには、トラクター等が動き始めた。その中でも、目を引くのは肥料を散布するトラクターだ。

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実は雪のある田んぼでも散布していた。今は、そろそろ終盤なのだ。実はわがまちと隣りのまちでは、美味しい米を作るために、有機質肥料をほぼ全面積に散布している。これを始めてもう10年もなるだろうか。

この作業は業者が請け負って、上から順序に散布している。いつだったか、冬のこの光景は紹介したことがある。田面の白い雪の上に、散布して残る跡がきれいでもある。

この有機質の肥料を散布した田んぼからの米は、JAから「実証米」として販売される。米あまりの昨今、他の米との差別化をはかるために取組んでいる。市からもこれに対しては、いささか助成金が出る。

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勿論、俺の田んぼもこれを全面積散布してもらっている。カントリーに出荷の場合、これを散布しないと搬入できない。俺の場合、約300aの田んぼ、これに散布の肥料代は約20万円。少しでも経費を抑えたいのだが、食味を上げるためには致し方ない。

さて・・・

確定申告も終った。面倒なのは農業分だ。中でも農機具等の減価償却は特に面倒だ。ただ、俺は農機具をひとつひとつの台帳を作って、償却終わりまで作っている。面倒なのは、申告書に書かねばならないことだ。

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こうしてやっている米つくりだけれど、収支の差し引きでは「△」赤字だ。一番大きいのは減価償却費でことしは約120万円、確かに過剰投資ではある・・・しかし、農機具なくして米つくりは不可能だ。

次いで大きいのは、荷造運賃だ、これにはカントリーの利用料が入り約40万円、他に、肥料や農薬などが各々20万円・・・このように費用が嵩むので、結果として「△」こんなにしてまで米つくりをする必要はないのだが・・・・

米の価格は、最高に高かった時代に比較すれば1/3だ。さらにはTPPの影響も出るだろう。政府では影響はないと言っているが、そんなことはあるまい。ただ・・・俺も年だし、いつ辞めても良いように覚悟はして置こうと思う。

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コメント

少しづつ春に近づき、米作りの始動ですね。
それにしても、器具類の減価償却費が結構あるのですね。如何に農作業に使用する器具が高額なことがわかります。
おいしい、いいコメを作るには仕方のない投資なのでしょうか。
健康ため、生きがいのため、米作りは長く続けてください。

投稿: 京じじ | 2016年3月11日 (金) 07時19分


京じじ 様

農機具は、仕事の種類でみな機械が違うのです、他の作業にも兼用できればいいのですが、それは難しいことです。例えば、トラクターで田植えは出来ないのです。だから過剰投資となりますが、作業別に機械が必要で、農機具がなければとても農業は出来い状態です。おいしい米づくりより、楽な米づくりかも知れません・・・

投稿: でんでん大将 | 2016年3月12日 (土) 08時49分

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