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今年は”不作”~雪中稲刈りから

わがまちには、年末から小正月にかけて、様々な占い行事がある。

大きな杯に酒をなみなみと注ぎ、それを呑みあい作況を占うもの、餅を焼いてその焼け方で作況を占うもの、いづれも科学的な根拠等勿論ないのだが、ユニークな話題として、テレビや新聞で紹介されている。

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作占いは「雪中稲刈り」だ。田んぼに見立てた約2m四方に縄を張ってそこを田んぼに見立て、そこに稲束を植える(雪を寄せて稲束を植える)、稲束は16束。これはこの15日に植えていたもので、昨日はそんな植えた稲の状態をみて作況の判断をしたものだ。

003 その結果だが、「今年は不作」と出たようだ。不稔が多い、倒伏も多い、従って総体的には「不作」との占いだ。

占いであるから、こうした結果が出た場合は、逆に注意を払えば、良い方向にいくとも言える。つまりは作業への喚起を促すという事になる。

この雪中稲刈りを行なったのは、県北地方の鷹巣町の青年部。彼らのコメントも載っていた。「残念だが自然には勝てない。水管理等基本に力をいれたい」。

また、「今年は雪が少なく、天候は例年と違うように思う。米づくりには、気をつかいたい」とのコメントもあった。今年の「不作」の占いを戒めに、今年も俺は米を作り続けるしかない。出来れば「辞めたい」というのが本音だ。今の米価では生活が容易でないし、今後は後継者が生れる見込みはないから。

004 今年の転作目標面積は、43%と近年にない面積だ。もうギリギリのところで、米を作っていることになる。

加えて、肥料や農薬の高騰、米価の下落、どれひとつとっても、収入の上がる要素はない。このままでは、日本の農業は崩壊が目に見えている。

きょうのニュースでは、農産物の輸出額が1億円近いと報じていた。しかし、果たして何を輸出すればいいのか!

村には若者が少ない。結婚式はもう何年もない。だから子どももいない。それにこのような農業の実態であれば、農業をしようという後継者がいなくなる。

不作になれば、農家には90%の補償金が入る。自家消費の飯米は多めに確保しているから、1年は食い繋げるだろうが・・・。

  雪中稲刈りは秋田魁新報、花は上からロベリア、下がベコニア。いづれも我が家のサンルームに健在だ。    

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コメント

これだけ稲作に関する色々な占い行事があるのは、その土地における米作りが非常に重要な作業であることを物語っていますね。
今年は不作の占い、心して稲作に当たらなければいけませんね。
米作りしかできない土地では、今後どうすれば農業を継続できるのか心配ですね。

投稿: 京じじ | 2016年2月 3日 (水) 07時18分


京じじ 様

ひとつの「戒め」にしたいと思います。いくら占いとは言え、謙虚な米作りを心がけます。

投稿: でんでん大将 | 2016年2月 3日 (水) 17時08分

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