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「初午」

きょうは「初午」である。子どもの頃は、この日をとても楽しみにしていたものだ。なぜなら、お菓子をいっぱい頂ける日だったからである。

この日は、子ども達は午後からは休み、子ども達で村を巡回しなければならない日であった。稲荷様のお札を各家々に配って、当時は米1升を頂く。そして、その米で店から買ってもらい、お菓子と交換した。それを子ども達で配分したものだ。

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勿論、大きい子ども達には大きなお菓子の袋を、小さければそれなりの格差はあったが、そんなにお菓子を食べる事は、当時はなかったから嬉しかったのだ。

初午の行事は、各家々に「正一位稲荷大明神」のお札を配るのだが、ところところでは家に上がって、獅子舞を披露したものだ。獅子舞に獅子の中に前後に各一人、太夫様、太鼓、ジャガ2人、米を頂く箱を背負う人と少なくとも7人の子どもは役を持った。

007 その役は主に小学生が担当し、中学生は指導をして受け継いで来た。これがあるので、小正月以降は、連夜の練習であった。

俺もそんな役を持たされてものだ。練習は結構早く覚えたが、そのあと会館の中で馬乗りやかくれんぼなど騒いだ事が懐かしい。

当日の巡行は、こうした役を持った人が先導し、以下旗を持った子ども達が「初午だ!初午だ!」と声を上げて続いたのである。否、その意味すら分からない小学時代は・・・「ハチマンだ!キュウマンだ!ジュウマンだ!」等とふざけて巡行したものだった・・・・

俺たちの子どもの頃は、人数が多かった。20~30人の子どもがいた時代だ。だから役をほとんどもらわない子、小旗も足りずに、ただついて歩く子もいたものだ。

それが今は、わが集落では子どもが2人、だからかつてのような獅子舞なども出来ない。ただお札を配って歩くのみだ。写真は、昨年、隣りの集落で撮影したものだ。隣集落には子ども達が10人近くいるようで、かつてのように獅子舞も継承している。

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初午の日は、近くの稲荷様に我が家ではお参りに行く。油揚げと赤飯を持って行く。きょうも我が家では妻が参拝に出掛けた。稲荷様は商売の神様であり、稲作の神様でもあるからだ。

俺は、11時から母の実家での7回忌法要に案内を頂いていたので、稲荷様のお参りも、また、地区の自治会長会の懇談会、また、夕方の村の伊勢講にも欠席した。帰宅したら床の間に「正一位稲荷大明神」のお札が上がっていた。

Photo

もう・・・あんな元気な声もふたたび聞くことはないだろう。子ども達はどんどんと減少し、地域にあった小学校がなくなって、早1年になろうとしている。閉校になった学校の利活用については、当局をこの1年間突っ込んだが、今でも何ら方向が示されていない。

    ~写真は昨年に撮影したもの~

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コメント

大将が子供自分は仲間がたくさんいて、盛大に初午行事が行われたのですね。今となってはいい思い出ですが、子供の減少で、できない寂しさがありますね。

じじは昨日おいなりさん(いなり寿司)をいただきました。

投稿: 京じじ | 2016年2月 7日 (日) 08時55分


京じじ 様

かつての事が頭に残っているものですから、なかなか現況を理解できないでいます。何でこのように子どもがいなくなったのでしょう・・・このままでは地域は消滅に向かう事になるのでしょう・・ね。

投稿: でんでん大将 | 2016年2月 7日 (日) 14時12分

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