« 白い朝 | トップページ | 東京へ・・・ »

小正月あれこれ

かつて、1月15日は「成人の日」の日であり、小正月であり様々な行事が繰広げられた・・・

我が家では、15日の昼食は大晦日の昼食と同じように、茶の間で朱塗りの膳で馳走を食べた。それを終えるとNHKテレビで「青年の主張」を聞き、年賀状の抽選会もあって、賀状と照らし合わせたものだった。

006 我が家は古い家だ、茶の間には囲炉裏がある。一時、父がなくそうとしたことがあったのだが、俺は潰さないようにと父に話し残してもらった。

今ではほとんど炭をいれることはないが、この炭がいいと言われ1年に一度ほどは、炭をおこしている。

今は、家の中はぴっちりしているから、二酸化炭素中毒も心配され、その時は縁側を開いたりしている。

そんなに使うことのない茶の間だが、この囲炉裏はいわば「臍」みたいなもの、茶の間に集まることがあれば、決まってこの囲炉裏を囲む。昔は、横座というものがあって、家長が陣取る場所もあった。

天井から下がっているこの先にはカギがあり、茶釜を下げて湯を沸かした。この飾りも好きで、これは祖父もとめたものだったと聞いたことがある。この先端には、小正月の「おこぶ餅」が吊るされている。

001小さなこの餅は、あらゆるところに上げられる。天使のガラス飾りと違和感はあるが、流しにもこうして飾られる。

それはトイレにもそうだし、農機具にも、車にも飾られる。その他に最近紹介したように、餅の花も飾ったのだ・・・

今ではこんなことをしているのは、地域では多分我が家だけだろう。慣習をそのまま受け継いでいるのではなく、適当に省略しているのだが・・・

青年の主張はとても感動したものだ。仕事に青春をかけると主張したり、海外で思いっきり頑張りたいなど・・・それぞれに声援をおくりたいほどの熱弁だった。それを聞きながら、自分も頑張らねばと秘かに思うものもあった・・・

俺は農業で生きたい・・・そう主張して、残念ながら秋田県大会で3位、それ以上進むことは出来なかった。原稿用紙で約7枚、10分程度の主張で、県大会はラジオで放送された。それでも1冊の本にも紹介されたことがあった。今、思うとあれだけ元気だった自分が懐かしい!!

010 

16日は早朝に、元旦のように茶の間で雑煮を食べたが、今はこれはしていない。ただ、小正月用の餅は搗いている。

昔を懐かしむ・・・それは老いの証しなんだろう、いくら前向きに生きているつもりではあるが、歯の手術を受け、目はすでに白内障も治療した。次にくるのは・・・サルのように水の上の月を取りたい、夢はなくさずに生きていこうか・・・

|

« 白い朝 | トップページ | 東京へ・・・ »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

昔は決め事の行事がたくさんあって準備する奥方は大変だったでしょうね。

大将は昔から文才に長けていたのですね。青年の主張に出ようと思うだけでもすごいことと思いますが、見事3位とはあっぱれ。
じじには想像もつきません。

投稿: 京じじ | 2016年1月17日 (日) 07時39分


昔から負けないぞと言う気持ちは強かったようです。それが懸命に生きるという俺流のやりかただったような気がします。貧乏な家の伜でしたから、それが発奮の原点だったかも?

投稿: でんでん大将 | 2016年1月17日 (日) 09時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1268142/63501982

この記事へのトラックバック一覧です: 小正月あれこれ:

« 白い朝 | トップページ | 東京へ・・・ »