被災者の詩を読む
正直、そんなにテレビを見る俺ではない・・・
ところが・・・昨晩、Eテレ「スイッチインタビュー達人達」では、終日、ビニールハウスのビニール張替えで疲れたはずが、目を爛々とさせてテレビに見入った俺だった。
それは、女優・吉永小百合と尺八奏者・藤原道山が語り合う対談番組であったのだ。自称・サユリストの俺だ、1時間の番組を居眠りもしないで、最後まで見続けた・・・
吉永小百合が、福島の被災者の詩を朗読し、それをCDにしていることは知っていた。ところが、彼女は、それを制作にするにあたって、藤原に音楽を依頼したことは知らなかったし、第一藤原という奏者自体を知らなかった。
俺は和楽器というものには興味もなかった。ただ、東儀さんのあのCDは持っている。要は純粋の和音楽、民謡などにはほとんど感心がないものの、アレンジされると耳がひきつけられる。今般、尺八で演奏した「アメージング・・・」は情緒があって、一変に好きになった。
彼女の詩の朗読にも、そうした洋楽風の演奏が、背景に入っているようだ。先月、吉永小百合のCD求めたが、このCDもほしくなった・・・
吉永小百合は広島の原爆の詩の朗読も続けている。それに加えて今度は”福島”だ。彼女はこれは、女優の吉永小百合が行なっているのではなく、個人としての活動だといっている。しかし、著名な女優だ。彼女の朗読にはインパクトがなるだろう・・・
彼女の次回の映画は「母とくらせば」である。とても楽しみだ・・・
一本指メールで、和楽器奏者の貴公子と言われた藤田にアタックした彼女の朗読・・・皆さんもお聞きになったらいかがだろうか。
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コメント
吉永小百合さんは若い時には可愛いと表現するのにぴったりの人でしたが、今は綺麗で美しいと思いますね。
最近の吉永さんは映画にしても、詩の朗読にしても、社会性にとんだものをライフワークされているようで、吉永さんのイメージにぴったりです。
60歳を過ぎて、これからも益々元気に活躍して頂きたいものです。
投稿: 京じじ | 2015年4月 6日 (月) 09時54分
はじめまして。小道の子と申します
姉は(70歳)原発近くの福島に住んでいました
原発後、吉永さんは度々福島に来て下さり体育館等で朗読をしてくださっています。
姉は吉永小百合さんにお手紙を出したそうです。
数日後吉永さんから姉夫婦に色紙にサインが送られて来ました。
数か月の闘病後・・姉は逝ってしまいました
吉永さんから胡蝶蘭の供物が届けられました。
私たち 普通の一般人には本当に驚きに感動しありがたい事でした
吉永さんの美しさは全てが美しい。
投稿: 小道の子 | 2015年4月 6日 (月) 11時36分
京じじ様
サユリストならずも、こうした仕事をされていることに感嘆するでしょう、素晴らしいと思います。
早速、この詩の朗読のCD注文しました・・・
投稿: でんでん大将 | 2015年4月 6日 (月) 21時48分
小道の子様
コメント有難うございました・・・
そのような思い出があったとは、素晴らしい出会いでしたね。きっと、お姉さんは喜びを抱いて、黄泉路を辿られたことでしょう・・・いい話を伺わせて頂きました。
投稿: でんでん大将 | 2015年4月 6日 (月) 21時51分