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夜泣きの椿と白椿

015 まちの広報の”風物詩”の3月1日号に載ったのは、前川の「白椿」と虫甘(芭蕉の来られた寺でカンマンジという、そのカンの字が出なくて・・・)満寺の「夜泣きの椿」・・・早速、「でんでん大将のひとり言」を見て頂いている、皆様にそれを見て頂きたく出かけた。ところが、見ごろには少し早かったせいか、花はイマイチであり残念だった・・・

しかし、その雰囲気をお伝えしたく、きょうはその写真を掲載したい。

金浦の前川にあるのが「白椿」。県の天然記念物に指定されている椿である。例年ならば12月の中旬から咲き誇る、白の八重の椿だ。

白椿は、暖地性の高木で、藪椿の一種とされる。この椿は個人の所有であり、先祖が600年前、この地に移った折に植えたものとの言い伝えがある。

根回りが1.2m、樹高は6m、主幹のほかに根回り30cmほどの幹が傍生しており、この地域最大の高木と記されている。

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かの俳人・松尾芭蕉が訪れた名刹の虫甘満寺(カンマンジ)、この境内に咲くのが、夜泣きの椿という椿。

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樹高が約8m、樹齢は約700年の古木。写真のように、幹は地上から数本に分かれ、勇壮な姿だ。

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なぜ?・・・夜泣き・・・?

今から約200年前、この寺の住職・覚林和尚は干潟のような象潟の地の開墾を勧めていた六郷公と争っていたという。覚林和尚は象潟の九十九島の景観を守ろうとしていたのだ。

ある日、その覚林和尚に追っ手がせまり、それを逃れて江戸にたどり着いたと言う。難を逃れたのは、境内にある椿が前夜に泣き声を出して、覚林に異変を告げたからだという伝説が残っていて、それで「夜泣きの椿」と呼ばれるようになったと語り継がれている。

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いずれこうした椿や自生の藪椿の多いわがまち、実はこのことからも、雪国とはいいながらも気候の温暖な地域であることを物語っている。椿は南方系の花なのである。

今後、花のきれいな時期に、再び尋ねたいと思っている。ふたつの椿とも、我が家からはrvcarで10分ほどの場所だから・・・

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コメント

白椿・夜泣きの椿ともに樹齢約6~700年ともなるとすごい幹ですね。この木に花が付くと壮観でしょう。
何百年も生存していること自体すごいことですよね。
生育の環境も丁度良かったのでしょう。
大事に保存したいものです。

投稿: 京じじ | 2015年3月21日 (土) 16時17分


京じじ様

わがまちの移りを見てきた椿です。恥じない生き方をしないと笑われますね・・・

投稿: でんでん大将 | 2015年3月21日 (土) 18時05分

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