« すばらしき70歳 | トップページ | 春の日 »

8人だけの・・・最後の卒業式

とうとうこの日が来た・・・きょうは、母校の小出小学校の卒業式。それも140年を締め括る最後の卒業式である。この140年で4,972人の卒業生を送り出し、きょうの卒業生8人を含めて4,980人となった学校が、幕を閉じることでもある・・・

俺もここを卒業し、勿論、子どもたちもこの学校を卒業した。その中で、俺はPTA副会長を3年、会長を6年間やっただけに、特別な思い入れのある学校だ。その期間中、大病を患ったこともあるし、全国表彰を受けて上京したこともある。

002

きょうは8人がこの思い出の学び舎を後にした。そして、在校生は4月から院内小学校に統合される・・・分かっていても悔しさが滲んでくる。

Photo 卒業式の模様は、NHKニュースで放映された。明治7年に設立したわが母校、児童の多かったときは571人いた。俺たちが在籍していた頃だ。

あの頃1学級が「桜」「梅」の2クラスであった、それが今年は57人という児童数。隔世の感がある。

きょう子どもたちは、自分の将来の夢を語ってから、校長先生から卒業証書を受けたった。プロ野球の選手になりたい、サッカー選手に看護師に薬剤師になど、夢はいろいろ語られた。俺達の時代はそんなこと考えられる力があっただろうか・・・どうか、その夢を掴むために頑張ってほしい。

001

秋田県では、どんどんと人口が減っている。従って学校の統廃合が進む。この3月に小学校18校が7校に、中学校は7校が3校にと統合される。

それでも良い方なのかも知れない。朝のニュースでは、まちに中学校がなくなり、隣りのまちに委託するところもあるらしい。地方はこのようにどんどん寂れていく。「地方消滅」などがベストセラーになっているようだが、まさしくわがまちも大変な状況である・・・

005

8人は4月から仁賀保中学校生徒になる。校長先生が式辞で述べていたように、諦めない常にチャレンジャーであったほしい、俺もそのように思う。

北陸新幹線が華々しき開業したきょう、寝台特急北斗星が幕を閉じた。古いものは常に追いやられるのは仕方ないのだろうが、地域に学校がなくなることは住み人がいなくなることに繋がりかねない・・・今更「地方創生」などが声高になっているが、どこまで地方が生き残れるか、国の施策が問われている。

|

« すばらしき70歳 | トップページ | 春の日 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

本当に残念で悔しい事実ですね。学校は単なる建物だけでなく、子どもたちの日々の成長がその中にあるのですね。そして親たちの願いも先生たちの情熱もみんなその中にあるのです。そして地域の文化の中心でした。それがなくなるということはどんなにさみしいことか。各地でこのさみしさをかみしめている人がどんなにたくさんいるか。全国で統廃合が進んでいるのですから。統廃合に命をもって抵抗した大阪の小学生のことを思い出します。つらい死でした。

投稿: はるか | 2015年3月15日 (日) 00時00分

今日の日は分かってはいても残念な気持ちでいっぱいでしょうね。
保育園・幼稚園・小学校幼い子供達の声がこだまするところに、世の中を明るくする源があるように思います。
その一つが地域からなくなるのは寂しい以上に灯りが消えるようで切なくなります。
この打開には、如何に地方に職を設けるか、その手立てを考える必要があります。
分かってはいても難しい問題ですね。

投稿: 京じじ | 2015年3月15日 (日) 09時40分


はるか様

そんな悲しいこともありましたね、村から地域から子どもの声が聞こえなくなること、これほど寂しいことはないです・・・

投稿: でんでん大将 | 2015年3月17日 (火) 17時21分


京じじ様

子どもの声が聞こえなくなり、どんどんと高齢化の進む地方です。難しいことではあるものの、対策を打ち出さないでいれば・・・「地方消滅」その序曲が始まっています。

投稿: でんでん大将 | 2015年3月17日 (火) 17時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1268142/59269601

この記事へのトラックバック一覧です: 8人だけの・・・最後の卒業式:

« すばらしき70歳 | トップページ | 春の日 »