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やぶ椿に重なる・・・千利休

今夜は冷える・・・わが部屋もことの他寒い。身にしみ込んでくるような寒さだ。

寒い夜は「鍋もの」がうれしい。今夜は我が家はすき焼き鍋だ。食べ始めると電話が鳴った。出ると「NHKニュースこまち」だという。連絡遅れたが、これから間もなく送って頂いた「椿の写真」紹介させていただくと、原さんであった。

Photo 

放映されたのはこれとは違うものだが、この写真もあの時に撮影したものだ。わが地は比較的温暖なせいだろう。冬の最中に、しかも寒の最中だ。

    元朝の境内どこかまがなしき椿があはく雪をのせゐて    

やぶ椿はどこかさびしい、どこかかなしい・・・冬の花からギラギラした感じがしないからかも知れない。今は椿も改良されて赤はもちろん、ピンク・黄色まである。それらから見ればその原種のもつものは派手ではない。

暮れに話題になった映画「利休にたずねよ」を観た。だが、利休の映画はこれまでもいくつかあった。原作が違うから、それぞれの映画は多少内容が違う。

1989年、熊井啓が監督した千利休の利休は三船敏郎で、ここでは利休の愛弟子の本覚坊の奥田瑛治が利休の謎を探っていく内容であった(と思う)原作は井上靖の「本覚坊遺文」であった。

同じころには野上弥生子の「秀吉と利休」も映画化。これでは利休に三国連太郎、秀吉には山崎努が扮した。確か、この映画では椿が写された場面があったと記憶している。

今度の映画は直木賞を受賞した山本兼一の同じタイトルのものだ。海老蔵が利休をくるしいほどに演じ、また、先に亡くなられた父の団十郎が利休の父として出演された映画だ。そんなことも話題に拍車がかかったのかも知れない。

003

映画であるから、また小説だからすべてが事実ではない。ただ・・・大方、秀吉の命によって利休は自刃したことは知られている。しかし、それがなぜだとなれば解釈には諸説があるようだ。今回は・・・「それは、利休の恋から始まった。」とチラシにもあるように、大胆な発想から始まっている・・・

これ以上は言うまい。まだ公開中のなので、各自で目にされたら良いだろう・・・これまた、昨今の映画のような派手さはないが、じわっと胸にしみた映画であった、まるで、やぶ椿の花のように・・・秀吉のギラギラ感に対して、利休はやはり椿と言うべきであろう。

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