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役者・水谷豊&ジョブズ

役者のイメージは、出演している作品から持たれることは多い。

映画「少年H」は妹尾河童の自伝的小説が原作であり、主演は水谷豊、その妻を実際の奥さんの伊藤蘭が演じたものである。

作品の内容は、神戸で洋服の仕立てを営む両親、それに妹と4人暮らしの一庶民だ。それが、戦争の色濃くなる時代にあって、その家族も翻弄されていく。戦争シーンや廃墟となったまちなど・・・観ているとこころが抉られてくる感じであった。

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この洋服の仕立て屋を演じたのが水谷豊だ。俺は映画を見るに当たっては、作品の内容、さらには役者を見てから映画の選択をする。今回、内容で俺はこの作品を選んだが、役者で選んだらこの作品にはめぐりあうことがなかったであろう。

俺はどうも、水谷豊という役者には惹かれるものがなかった。否、あの独特の口調には閉口であった。そもそも、NHKの連続ものであった鶴田浩二との警備員もののもそうであった。

俺は彼をずーっとその目線で見て来た。多分、それは役柄のイメージで見て来たのであったのかも知れない。ところが、「少年H」では、穏やかな口調に紳士的な役柄・・・観ていて、今まで抱いていた「水谷豊」の俺の持っていたイメージとは違っていた。

やはり役柄で俺は、水谷豊を見ていたのだ・・・おそらく、この「少年H」を観なければ、イメージはそのままであったに違いないし、改めて人の側面は例えば第一印象では判断できないことを感じた・・・

彼はやはり「役者」だと思う。そして、今後も日本の映画が製作されるなかにあって、その主要な「役者」になっていくに違いないと思った・・・・

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最近は、多忙を言い訳になかなか読書していない。でも、稲刈りが終わるなど、農作業は一段落している。だから、時間があれば本を広げている。

2~3日前に読んだのがこの本だ。コンピュータ時代にあって、その寵児と呼ばれた彼=ステイーブ・ジョブズ、彼が56歳でこの世を去って、ちょうど1年となった。

この本を読むと、実は彼も天才などではなく、仕事人とう人間を感じた。

彼にこんな言葉がある。”相手を負かすのではない、勝つためには、自分がいい仕事をしなけれなならない”と。

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