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再会のあとで・・・

管内にまだ大雨注意報は継続発令中のようだが、ひとまず雨は上がったようだ。昨日からの雨で、県内では亡くなられた方もおいでのようだ。それに、被害も少なからずあったようでこれ以上の被害が出ないことを願わずにはいられない。

さて、ここ数日、皆様から、心配されたりコメント頂いたりしているが、俺の咳と鼻水はまだ収まらない。昨日は、先生から別の薬が処方され、それを飲んでいるが、すぐさま効果がでることもないのだろう。きょうもゴホゴコ、時折咳がはげしい。

所要があって某所に出かけたら、ある方にお会いした。伴侶の介護に毎日を費やされている方だ。きょうもこれから出かけるという。ふと湧いてくる。母の介護に明け暮れるわが妻、大変申し訳なく思っている。だけど、いつかは俺たち自身にもくる。遠い先のことではないから、とても人事には思えない・・・

出会いは「運命」か、はたまた「宿命」か・・・

003 昨夜、何とはなしに開いたTV番組欄、BS7時半から、「蝉しぐれ」であった。すぐさま見入るこれまで、映画を見たり、TVでも再放送など2~3回観たことのある時代劇ではあったのだが。

もちろん藤沢周平の作品だ。

場面は、淡い恋心を抱きあったかつての二人が、父となり母となっての再会から始まった・・・「この世に悔いを持たない人などいないんですね」とつぶやく”お福”

原作では最後の場面であるが、テレビではこのシーンから、過去に遡る手法で展開してゆく。俺は、これを観て何度泣いただろう。

本作品は、時代劇とは言え、単に背景はそうしながらも、現代劇とも言える。

人生に後悔しないひとはいないだろう
人間はそのように出来ている
あれも言いたい、こう言えばよかった

過ぎてしまえば確かにその思いに出会う。しかしながら、そのときはそのときであり、言葉がでないこともまた確かなのである。主人公・文四郎が刑死を前にした父に何の言葉もでなかったように・・・また、「お嫁さんにしてください」お福のその言葉がでなかったばかりに。

運命は変わった・・・

文四郎の少年期もまたそうであった、しかし、原作での最後の表現がまた見事に生きた。新しい時代、運命に向かっていくその姿勢が、次の文章で締めくくられた。それは、まるで次にくるであろう過酷なまでの人生に向かっていくようで、実にすがすがしい。

文四郎(あとで助左衛門)は笠の紐をきつく結び直した。馬腹を蹴って、熱い光の中に走り出た。

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コメント

咳はいったんかかるとなかなか治りにくいですね。
お疲れになっているのでないでしょうか。
お大事に…

昨晩のテレビで「蝉しぐれ」私も見ていました。

投稿: ぱんだ | 2012年7月 6日 (金) 20時34分

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