「母なる証明」&「アバター」
今年最初に観た映画は「母なる証明」と「アバター」である。
「母なる・・」は韓国映画、カンヌ映画祭出品のものだ。ある少女の死、それは殺人事件であった。その犯人としてトジュンが拘束される。母は一人息子トジュンを救うために、鬼となり蛇となって真犯人を追う・・・というストーリだ。テーマとしては決して新しいものではないものの、それでも母の姿に魅せられる少々地味で暗い内容だが、観客を引きずる力はさすが「母もの」と言える。
一方の「アバター」田舎ものゆえ、"3D”とは何かも知らぬまま、不思議な眼鏡を渡されて館内に入った。当初、あまり乗り気ではなかった映画だ。それでも観に入ったのは、監督があの名作「タイタニック」の監督だからであった。
予告編は確か観ていた。でも何か薄気味悪いマスク、どことなくアニメっぽい。そんな思いを持っていたから、少々あざとかったのかも知れない。
ところが、未知の星パンドラの美しい情景、動物が席に飛び込んでくるほどの迫力、美しい花々の陰影、ああ、これが3Dというものかと絶句アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!
SFだけに、俺の心にさほど入り来るものではなかったが、まさしく映画は娯楽というような作品であった。
翌日、新聞に評が載っていた。ついに映画もここまで来たか、そう思わずにはいられなかった。とにかく映像がすごい。この一言に尽きる・・・・と。そして続く。驚くような展開や心理描写は十分とはいえないものの、それは微々たること。この映像は観客の目のみなず、心さえ取り込んでしまう力がある。まさしく映像革命だ・・・と。
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